【ヒアリ侵入】「むやみにアリを退治しないで」被害拡大のおそれもhttps://t.co/x6qqNnK9R5
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年7月10日
ヒアリ以外のアリをむやみに駆除すると、在来種の減少によって生態系が乱れ、外来種がはびこってしまう可能性が出てきます。 pic.twitter.com/Qr0thJC2pm
日本国内で確認されている、南米原産のヒアリについて、新聞やテレビの報道、ワイドショー、ネットニュースで「殺人アリ」「米国で年間100人死亡」といった危険性を煽るような書き方がされてきました。
そんな中、環境省は、米国で年間100人が死亡しているとのホームページの表記が不正確なおそれがあるとして、そのページを削除しました。
一方で、環境省はヒアリに刺されてアレルギー反応の「アナフィラキシーショック」を起こして死亡した例がアメリカで確認されているとして、引き続き注意を呼びかけています。
この環境省の対応と発表に対して今度は、「「ヒアリに刺されたら死ぬこともある」という噂は完全にガセネタ」(引用、後述)など、煽るような書き方をするネットニュースや、いわゆる"まとめニュース"、ネットの書き込みがあります。
これまで、ヒアリについて危険だ危険だと過剰に騒いで拡散して、揺り戻して今度は、デマだガセだと過剰に騒いで拡散しているように感じます。
ヒアリの国内侵入のリスクを、過剰に小さく感じさせてしまうのではないか少し心配です。
「(科学的に)安全」以上に「安心」が強く語られる近頃の日本で、もしヒアリの巣が自分が住む町で見つかったらどうなることか・・・
ヒアリの発見に対して過剰な危機感を持つのは良くないですが、ヒアリに安心感を持ちすぎるのも良くありません。ヒアリの侵入に対する緊張感が必要です。
ブログ管理人が読んだ中では、NHKやハフィントン・ポスト日本語版の記事、毎日新聞の記事もバランスのとれた内容になっていました。
環境省・野生生物課の担当者はハフポスト日本版の取材に以下のように答えた。
「アメリカの研究者の報告でも“数十人死んでいる”という記述が見かけるが、確実な裏を取ることができなかった。全く死亡例がないと断言しているわけではない。過剰に恐れすぎることはないが、警戒は怠らないで欲しい」
(赤字強調は管理人による)
「米で年間100人ヒアリで死亡」表記を削除 環境省 | NHKニュース
ヒアリ:「米100人死亡」否定 環境相、根拠確認できず - 毎日新聞
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