pelicanmemo

海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

科学・技術

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、チャレンジャー海淵(水深10000m以上)に潜水だって?

(via. 新华网) 中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号の母船「向陽紅09」が、マリアナ海溝の海域に到着した。2017年の北西インド洋、南シナ海に続く第三段の潜水調査が始まった。今回、新聞記者としてはじめてマリアナ海溝に、新華社通信の記者が潜った。…

中国の国産4500m級有人深海潜水艇 国産化率は90%以上に

(央视网) 中国が開発をすすめている、国産の4500m級有人深海潜水艇、だいぶん形になってきた。現在、江蘇省無錫市にある中船重工702研究所で、はじめての水中テストが行われる段階になっている。中国中央電視台(CCTV)が、4月前半のいくつかの番組で紹介…

中国で生産されている昆布の起源は北海道 1927年に函館から大連へ

(photo by kattebelletje) 中国科学院海洋研究所と北海道大学との共同研究により、中国で養殖され販売されている昆布(海带)の起源は北海道だということが分かった。レコード・チャイナの記事では、"北海道大学の四ツ倉教授"とあるが、正しくは北海道大学の…

中国、1万メートル級深海探査計画 「彩虹魚」超深海探査器、マリアナ海溝の最深部のサンプル採取に成功

(人民網日本語版より) 12月27日、西南太平洋のマリアナ海溝の最深部であるチャレンジャー海淵で、中国が独自開発した3台の1万メートル級着底装置(ランダー, Lander)による海中試験に成功した。最大深度は10890m。海底での撮影や、生物・微生物、海水と…

『第四極』読了。 中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、研究開発・深海挑戦記。(2/2)

『第四極 ー 中国「蛟竜」号深海挑戦記』(『第四极 — 中国“蛟龙号”挑战深海)』)、読了。2 前記事:『第四極』読了。 中国の水深7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、研究開発・深海挑戦記。(1/2) 本書『第四極』は、中国が自主設計・自主統合開発した…

『第四極』読了。 中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、研究開発・深海挑戦記。(1/2)

『第四極 ー 中国「蛟竜」号深海挑戦記』(『第四极 — 中国“蛟龙号”挑战深海)』)、読了。 2012年6月27日、中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号が、マリアナ海溝で、潜水深度7,062mへの到達に成功した。日本の「しんかい6500」が1989年に達成し…

中国、長江三峡ダム、世界最大の船舶用エレベーターが完成 試験通航を開始

(网易新闻)9月18日、中国、長江中流域の湖北省の三峡ダム(山峡ダム数力発電所)の、最後のプロジェクトと言われる船舶用エレベーターの試運転が行われた。 高低差は113m、最大積載重量15500トン(うち9000トンが水の重量)。プールの大きさは長さ120m、幅…

中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2016年8月)

(YouTube) 中国の、水深1万メートル級有人深海潜水艇・ 科学技術調査開発研究の「彩虹魚」計画の、科学調査母船「張謇」号、パプアニューギニア沖で調査活動。 国産4500m級有人深海潜水艇の母船「探索一号」、マリアナ海溝の海域での成果が中国科学院から…

深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2016年6月〜7月)(2/2) 1万m級"超深海"潜水艇「彩虹魚」計画など

(via.新华网) 長くなったので2つに分けました。 前記事:中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2016年6月〜7月)(1/2) 蛟竜号、国産4500m級有人深海潜水艇 1万メートル級"超深海"潜航調査計画「彩虹魚」の科学調査母船「张謇」号、最初の…

中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2016年6月〜7月)(1/2) 蛟竜号、国産4500m級有人深海潜水艇

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号、今年の応用的試験潜航調査が終了した。 中国国産の、4500m級有人深海潜水艇の母船「探索一号」が最初の航海に出発した。 1万メートル級"超深海"潜航調査計画「彩虹魚」の科学調査母船「张謇」号、最初の航海…

中国、1万m級"超深海"潜水探査計画 科学調査母船「張謇」初航海 "一帯一路" 海上シルクロードへ

(via.新华网) 中国の1万m級「彩虹魚」"超深海"(マリアナ海溝の最深部に合わせて11,000m級とも呼ばれる)潜水探査計画。 有人深海潜水艇、無人深海潜水艇と深海底着底装置3、科学調査母船「張謇(张謇)」による複合的な海洋調査が計画されている。1万m級…

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜号」と母船「向陽紅09」 2016年の調査航海を終了 国家深海基地に帰港

(via. 新华网) 7月13日、青島市郊外にある国家深海基地の埠頭に、中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号と母船「向陽紅09」が帰港した。 2016年の試験性応用航海(第37次科学調査)は、4月13日から一ヶ月半の第一航期で、北西太平洋のコバルトリッチクラ…

中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2016年4月〜5月) 「蛟竜」号、2016年の潜水調査を開始

(via. 新华网) 中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号、今年の応用的試験潜航調査のうち最初の、マゼラン海山列近くのコバルトリッチ・クラスト探査鉱区への潜航作業を終了した。5月16日から次の、ヤップ海溝付近での水深5500m級での連続潜航と技…

中国、国産の4500m級有人深海潜水艇の母船「探索一号」、大規模改修が終了 中国科学院に交付

(广州日报微博より) 5月5日、中国はじめての"国産"4500m級有人深海潜水艇の母船となる、海洋科学調査船「探索一号」の改修が完了し、中国科学院三亜深海科学・工学研究所(中国科学院三亚深海科学与工程研究所)に正式交付された。 “探索一号”将升级 支持…

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜号」の深海装備

(中国海洋在线) 中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜号」。 今年の応用的試験航海では、まず北西太平洋、マゼラン海山列のコバルトリッチクラスト探査鉱区で、維嘉海山(Weijia Guyot)の潜航調査を行っている。4月29日までに今年4回、累積105回目の潜航を…

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜号」 2016年の潜航調査へ、国家深海基地から出航

(via. 新华网) 4月12日、中国の水深7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号と、母船「向陽紅09(向阳红09)」が2016年の蛟竜号試験性応用航海(第37次科学調査)に、青島郊外の国家深海基地の埠頭から出発した。 国家深海基地の専用埠頭なのに、すごく広…

「コンティキ2」いかだ船の航海が終わった。 南アメリカ大陸から900海里 乗組員は全員無事

(Official page for the Kon-Tiki2 expedition) 「コン・ティキ2 (Kon-Tiki2)」エクスペディションのいかだ船2艘の航海が終了しました。 昨年11月7日にペルーののカヤオ(Callao)港を出港してから114日、4500海里で旅が終わりです。 12月20日にイースター…

中国、11000m級「彩虹魚」超深海潜水探査計画の母船の完成間近 7000m級「蛟竜」号の新母船も年内着工か

中国の1万m級"超深海"(マリアナ海溝の最深部に合わせて11,000m級とも呼ばれる)潜水探査計画。浙江省温岭市(温嶺市)の造船所で建造中の、5000トン級の科学調査母船「张骞(張謇、Zhang Jian)号」の完成が近づいていてきた。浙江広播電視台ほかが伝えた。…

【感染症】 ジカ熱の対策にドローンを活用 ウイルスを媒介する蚊対策 【動画】

photo by Ministério da Integração Nacional 中南米カリブを中心に感染者が増えているジカ熱(ジカ・ウイルス感染症)。他の国でも輸入例の確認例が増え、東アジアでも、台湾、中国に続いて日本でも輸入例のウイルスが確認された。 神奈川県男性 ジカ熱感染…

「コンティキ2」いかだ船 吠える40度(南緯40度)に

イースター島を1月6日に出発した、「コン・ティキ2 (Kon-Tiki2)」エクスペディションのいかだ船2艘。 2月18日、"吠える40度"とも呼ばれる南緯40度線を越えた。西からの風に押されて、南アメリカ大陸を一気に目指す(・・・はず)。 40° south! Steady wind…

中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2016年01月)

(via. 央视网) 中国の深海探査計画など、1万m級「彩虹魚」計画などを中心にまとめ、関連ツイートや記事も取り混ぜてみました。(見かけたものだけ。ニュースを網羅しているわけではありません。) 感染症、ジカ熱(ジカ・ウイルス感染症)のニュースに注…

次世代深海探査システム委員会(第1回) 配布資料

文部科学省で1月8日に行われた「次世代深海探査システム委員会(第1回)」の概要と配布資料が、文科省公式サイト上で公開されていました。 「JAMSTEC設立の経緯」「JAMSTEC深海探査への貢献」「JAMSTEC有人潜水調査船」「JAMSTEC無人探査機」などなど、けっ…

中国の4500m級AUV「潜竜二号」がちょっと可愛い ♪ ライバルは「ゆめいるか」か

中国の水深4500m級自律型無人潜水機(AUV)「潜竜二号(潜龙二号)」、ちょっと可愛い外見をしている。 海洋調査船『向陽紅10(向阳红10)』(新造)による西南インド洋の調査航海で、1月10日、『潜竜二号』ははじめての大洋底での自律潜水調査に成功した。

「コンティキ2」いかだ船、イースター島を出発。目指すは南アメリカ大陸。"吠える40度"経由で!?

「コン・ティキ2 (Kon-Tiki2)」エクスペディションのいかだ船2艘が、1月6日にイースター島を出発した。復路ではクルーも交代して、南アメリカ大陸を目指す。 イースター島から南アメリカ大陸への航海は、 さらに厳しいものとなるだろう。 同じルートを戻る…

中国の有人深海潜水艇「蛟竜号」南西インド洋潜航記 | 『深潜』第一集〜第三集 CCTV正月特別番組

(via. 央视网) 中国の水深7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号。中国中央電視台(CCTV)の科学教育チャンネルが、2016年の正月特別番組の1つとしてドキュメンタリー『深潜』を放映しました。 潜航中の潜航員の表情や、会話だけでなく母船「向陽紅09…

中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2015年12月) 「蛟竜」「彩虹魚」「寰島蛟竜1」「4500m級」

中国の有人深海潜水艇「蛟竜」号や、1万m級「彩虹魚」計画などを中心にまとめ、関連ツイートや記事も取り混ぜてみました。 まずはたくさんの人に読んでもらいたい、マイナビ・ニュースの「しんかい12000」、磯崎センター長インタビュー、3部作。

「島だ! 島が〜見えたぞ〜!」 "コンティキ2" いかだ船、イースター島に

"Land ahoy! Land i sikte!" https://t.co/ZrlCchHwHD pic.twitter.com/fbXOOWh6HB — Kon-Tiki2 Expedition (@kontiki2) 2015, 12月 18 「コン・ティキ2 (Kon-Tiki2)」エクスペディションのいかだ船2隻。ペルーのカヤオ港を出航して42日。ラパ・ヌイ(Rapa…

【動画】中国、観光用潜水艇「寰島蛟竜1号」試運転 7000m級有人深海潜水艇「蛟竜号」号の研究所が設計製作

中国で、はじめての本格的な"観光用" 潜水艇の試運転が行われたと話題になっている。キャビンは、透明なガラスで大きく覆われていて乗客の視界もよい。....ちゃんと記事を読んでみるとこの観光用潜水艇、7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号の研究開発…

中国の有人深海潜水艇、海洋関連ツイートまとめ(2015年11月) 「蛟竜」「彩虹魚」、「しんかい12000」

「蛟竜」号の次回の試験性応用航海は、 第37次航海で、北西太平洋のコバルトリッチ・クラスト鉱床、ヤップ(西カロリン)海溝とマリアナ海溝の海域での資源調査と、"超深海"科学研究のためのデータとサンプル採取。2016年の第38次航海で、北西インド洋の熱水…

中国、「彩虹鱼」1万m級超深海潜水探査計画 無人潜水艇と海底着陸器の試験成功

中国の1万m級"超深海"(マリアナ海溝の最深部に合わせて11,000m級とも呼ばれる)潜水探査計画。 「彩虹鱼」計画では、5000トン級の科学調査母船「张骞」号、深度11000mに潜航する、有人潜水艇(HOV)と無人潜水艇(AOV)1隻、深海底着陸器3台、を連携させて…