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海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

『東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得』(無料)(日本語版・英語版) 国土交通省 東北地方整備局

東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得

東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得

 

備えていたことしか、役には立たなかった。
備えていただけでは、十分ではなかった。

Amazonで、 Kindle版が0円で販売?されていた。

3月11日を前に、じっくりと読みたい。

 

英語版も、Kindle版0円で販売?されていた。

LEADING THE FIRST RESPONSE TO LARGE-SCALE NATURAL DISASTERS (English Edition)

LEADING THE FIRST RESPONSE TO LARGE-SCALE NATURAL DISASTERS (English Edition)

  • 作者: Tohoku Regional Bureau Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
  • 出版社/メーカー: Tohoku Regional Bureau, Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
  • 発売日: 2015/02/09
  • メディア: Kindle版
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内容紹介
本書は、東北地方整備局が、過酷な災害対応を行った実体験に基づき、首都直下や東海・東南海・南海地震の発生が切迫する中、これに直面するであろう地方整備局の各クラスの指揮官の行動規範となる具体の指針を整理した内部資料であり、次の意図を持ってとりまとめられています。

1.東日本大震災を実体験した者にしかわからない「経験知」を、関係者共通のものとすること。
2.防災計画に沿った復旧・復興が軌道に乗るまでの、シナリオのない、最もシビアな決断を迫られる最初の1週間を乗り切るための指針となること。
3.想定される首都直下や東海・東南海・南海地震などの大規模災害に対して、地方整備局の各クラスの指揮官が心得ておくべき指針としてとりまとめること。

東日本大震災では、過去の災害を研究し、考案し、訓練した事だけしか、実際の役には立ちませんでした。しかしながら、災害の様相は毎回異なっています。過去の教訓に精通した上で、これを超越し、自由自在に「応用」してこそ、将来の大災害に対応できます。「備えていたことしか、役には立たなかった。備えていただけでは、十分ではなかった。」「備え、しかる後にこれを超越してほしい。」これが、東日本大震災を実体験した私たちが伝えたい教訓です。

命をつなげ: 東日本大震災、大動脈復旧への戦い (新潮文庫)

命をつなげ: 東日本大震災、大動脈復旧への戦い (新潮文庫)