(Kon-Tiki2 Expedition on Twitter)
イースター島を1月6日に出発した、「コン・ティキ2 (Kon-Tiki2)」エクスペディションのいかだ船2艘。
2月18日、"吠える40度"とも呼ばれる南緯40度線を越えた。西からの風に押されて、南アメリカ大陸を一気に目指す(・・・はず)。
40° south! Steady winds from the west.... pic.twitter.com/GzlCx7o6iY
— Kon-Tiki2 Expedition (@kontiki2) 2016, 2月 18
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いかだ船2艘は、イースター島を出てまず西に向かい、ぐるぐる回ったり、暴風に遭って一気に南下したりと風に翻弄されていた。見ているこちらも翻弄されて、ずっとヤキモキしていた。
map1 (Kon-Tiki2 expedition)
Wild weekend! Gales,speed, waves,destroyed decks.
— Kon-Tiki2 Expedition (@kontiki2) 2016, 2月 8
Monday, Monday...#kontiki2 recovering/repairing. @ExplorersClub pic.twitter.com/C7UQLahG0Q
"吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度"と呼ばれるように、南緯40度、50度、60度と南下するにつれて、海は荒く凶暴になっていく。
南極観測隊や捕鯨船団の本でよく出てくるので、ご存知の方も多いだろう。
メジャーなところでは、ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』(二年間のバカンス)。子供たちの乗ったスクーナー(帆船)が漂流し、ニュージーランド沖から南アメリカ大陸の南端、マゼラン海峡の島に流れ着くという設定になっている。