パナマ運河　コンテナ船が新閘門の壁に接触　船体を損傷

Panama Canal Design Concerns Renewed After Ship Hits Wall https://t.co/nT4h29gije
— gCaptain (@gCaptain) 2016年7月25日

パナマ運河第三閘門計画の拡張工事が終わり、新たな水路と閘門が開通してから１ヶ月。新パナマックスサイズのコンテナ船が壁面に接触、損傷する事故が起きた。海洋・海事に関する専門サイト"gCaptain"が伝えた。

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事故を起こしたのは8,500TEUのコンテナ船「MV Xin Fei Zhou（新非洲）」（全長335m、全幅42.84m）。パナマ運河のカリブ海側、"Agua Clara"閘門を北へと通過する時に、壁面に衝突した。船体に大きな擦過跡を残している。

コンテナ船を運用するコスコ（COSCO Shipping、中海集装箱運輸有限公司）によると、損傷したコンテナ船はコロン市で修理が行われている。

パナマ運河の既存の閘門では、岸壁の軌道車も使って通航する船を牽引している。新たな閘門では、船の前後のタグボート２隻でコントロールする。２隻でコントロールするには閘室が小さく、開通前の今年はじめに通航時の安全性を懸念するレポートが発表されていた。

BBCによると、開通後３度目の事故だそうだ。