エリエール ウェットティッシュ 除菌 ウイルス除去用 アルコールタイプ 携帯用 30枚(10枚×3パック) 除菌できるアルコールタオル
- 出版社/メーカー: 大王製紙
- 発売日: 2016/11/15
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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麻疹(はしか)、ニュースではあまり話題になっていないあたりを、少しメモ。
麻疹ウイルスの、空気中や、物体表面(不特定多数の人が触る場所、宿泊施設の室内調度品、紙幣・貨幣など)では生存時間は短い(2時間以下)。
アルコール、エタノール、消毒薬などは充分に効果がある。
マスクは、予防には、ほぼ役にたたない。
麻疹ウイルスは熱、紫外線、酸、エーテル等で容易に不活化され、空気中や物体表面での生存時間は短い。
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ウイルスは熱、紫外線、酸(pH<5)、アルカリ(pH>10)、エーテル、クロロホルムによって速やかに不活化される。空気中や物体表面では生存時間は短い(2時間以下)。基本的に飛沫を介するヒトからヒトへの感染で、飛沫核感染(空気感染)も重要な感染経路である。本邦では通常春から夏にかけて流行する(Fig.1)。感染性は非常に高く、感受性のある人(免疫抗体を持たない人)が暴露を受けると90%以上が感染する 7)。
(赤字強調は管理人による)
麻疹|予防接種の話|IDSC 感染症情報センター
麻疹(はしか)は感染力が強く、免疫を持っていない人が、感染している人に接すると、90%以上の人が感染する(ほぼ100%と書いている資料もある)。
感染しても発症しない不顕性感染はなく、必ず発症する。
発症した人が周囲に感染させるのは、発疹(発しん)が出る4日前から発疹が出た後4〜5日くらいまで。感染力がもっとも強いのは発疹が出る前の期間。
マスクは、麻疹ウイルスの感染を防ぐ役には立たない。
N95マスクやそれ以上の性能のマスクをつけても、発症を完全に防ぐことは困難。
やむを得ず、麻疹抗体陽性が確認されていないあるいは麻疹含有ワクチンの2回接種が記録により確認されていない職員・実習生が対応する場合は、本人の防護のために N95 マスクあるいはそれ以上の性能を持つろ過マスクを着用すべきであるが、完全に発症を予防することは困難である。
(赤字強調は管理人による)
医療機関での麻疹対応ガイドライン(第三版) (pdf) (平成23年9月25日)|国立感染症研究所感染症情報センター麻疹対策技術支援チーム
感染した人がウイルスを拡散させない効果は少しはあるかもしれないが、マスクをしたからと安心して外出したり出勤するなどは論外。
エリエール ウェットティッシュ 除菌 ウイルス除去用 アルコールタイプ 携帯用 30枚(10枚×3パック) 除菌できるアルコールタオル
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市販のエタノール, アルコールや消毒薬は、有効。
麻疹ウイルスはエンベロープを有し、熱や紫外線、酸、エーテル等で容易に不活化される。
物体表面での生存時間は短い(2時間以下)が、ゼロには出来ない。市販のエタノールや消毒薬、消毒用クロス、手洗い石けんや手指消毒薬の、積極的な活用により、接触感染の機会を減らすことが出来る。
麻疹(はしか)のABC / 要チェック Hygiene Shop
不特定多数の人が触れる場所では、インフルエンザや他の感染症の予防と同じく、手袋を付けるハンカチを介して持つなど対策出来るだろう。あくまでも安全が第一で。
これらをいつも考えて対応するのは、相当にめんどくさい。
ワクチンによる予防が一番簡単で、一番効果がある。それが出来ない人むけ、メモ。
ワクチンによる免疫獲得率は95%以上と報告されている。
ワクチン接種の後、抗体が充分にできるまで2週間必要なので、早めの接種が重要。
ーー(追記)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
抗体が充分にできるまで2週間とは、ワクチン接種を一度もしていない場合で、1度だけ接種していて十分な免疫が無かったとしても、2度目を接種することとで免疫が高まることが期待できるそうです。
ーー(追記ここまで)ーーーーーーーーーーーーーーーーー