サッカー、ワールドカップ、ロシア大会(2018)。
「コロンビア vs. 日本」戦(6月19日夜(日本時間))、勝ちました!!! 盛り上がりました! やったー!!!
ところが試合後に、ちょっと良くない内容の、気になるネット・SNSのニュースをいくつか見かけています。
その中に、コロンビア人といわれるアカウントの、試合後の1つのツイートで、盛り上がっているものがありました。Togetterでもまとめられています。
ワールドカップで日本に負けたコロンビアのTwitter「F○ck sushi forever」←日本人からハイレベルなクソリプ続々殺到「時すでにお寿司」 - Togetter
ところが、コロンビアの主要言語であるスペイン語で調べてみると、まったく見かけないのですよ。
英語と日本語だけの、いわゆる「クソリプ」で盛り上がっているだけで、実のところ、コロンビアの人たちには関係がないのではないでしょうか?
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ツイッターのハッシュタグ #FuckJapan を、スペイン語で検索してみました。
ツイッター検索のオプションに "lang:es"を付け加えると、スペイン語の検索結果に絞り込むことが出来ます。
2018年6月20日午後8時頃の結果はこれ。わずか3つで、2つは日本の人らしいハンネです。
ツイッターのハッシュタグ #Fucksushi を、スペイン語で検索してみました。
2018年6月20日午後8時頃の結果はこれ。わずか1つで、日本の人らしいハンネです。
ハッシュタグでない "Fuck sushi"でスペイン語検索しても大して変わりません。
発端となったツイッターのアカウントのプロフィールは、現在地はコロンビア第二の都市メデジン (Medellin)となっています。しかし、過去のツイートのほとんどは英語で書かれています。
これらのハッシュタグを付けてツイートをしているアカウントの、中の人の国籍や出身までは分かりませんが、英語と日本語でだけ盛り上がっているようです。
英語のツイートの中にも、日本人らしいハンドルネームも多く見かけます。
(あまり詳しくありませんが)スペイン語の、使わない方がいい類語で調べてみると(詳しくないんですってば(棒))、個人的つぶやき以上のものは見かけませんでした。
コロンビアの人たちは、関係ないんじゃないでしょうか?
むしろ、コロンビアの人たちが見たら、試合に勝った日本人が、一方的にコロンビアを嘲笑し、侮辱しているように感じられる、のではないかと思います。
今回、残念なことに、
ワールドカップの競技場の近くで、コロンビア人の男性が、スペイン語がよく分からない日本人の女性に、スペイン語で「私は売春婦」などと言わせて、動画を投稿したことで、ひろく批判を浴びました。
コロンビアの外務省が公式ツイッターで釈明をし、動画を投稿した男性はコロンビアの現地メディアの取材で、謝罪をしました。
動画はSNSで拡散し「同じコロンビア人として、男性たちのことを恥ずかしく思う」「外国に行ってこんなことをするなら、ユニフォームを脱いで、国旗も持ち歩かないでくれ」など批判が殺到した。
これを受けてコロンビア外務省は、日本時間20日未明に公式Twitterで「(動画を撮影した)彼らは私たちの文化、言葉、人種を表しているものではありません」とする声明を発表。
「二人の日本人女性に対して、スペイン語で悪口を連呼させる行為は、女性を軽視するだけでなく、他の文化、また我々の言葉と国をも侮辱しています」「言語がわからないことを利用して女性を悪く扱うことは、決して許されない行為です」と訴えた。
日本語のツイートの中には、コロンビアの国や人々を、ことさらに嘲笑したり、侮辱したりするかのようなツイートも見かけます。
どこかの誰かの「煽り」に釣られた可能性も考えて、もうちょっと落ちついた方が良いのかもしれません。
ネットでのネタらしく、〆めてみましょう。
おまいら、もちつけ。😆