pelicanmemo

海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

macOS 10.15 Catalina で iTunes をインストール ミュージック.appが使いにくい。

MacBookPro 13inch(2020) を6月に更新。macOS 10.13 High Sierraから 10.15 Catalinaへ移行し、多くの作業が快適になった。

ただし、ミュージック.app は除く。 

iTunes の廃止で分割整理された"ミュージック.app"や"Podcast"が使いにくい。"TV"と"ブック.app"はそこそこ。 

うまく付き合えないものか2か月近く試してきました。

”iTunes” に戻して、使うことにしました。

 

 

ミュージック.appのユーザー・インターフェイス(UI)は、Finderに合わせようとしたのかもしれない。

音楽とアルバムの整理や検索性がかなり面倒くさくなった。曲・アルバム、プレイリストの視認性と操作性がとにかく悪い。2か月近くがまんして使ってきたが、ひたすら悪い。

この感想は、iTunesのUIに慣れているからではないだろう。

Podcast.appも、いちいち"番組"のアートワークをクリックして入らないと、番組"エピソード"のリストが表示されない。

 

各所で報告されているように、アートワークを設定していても表示されなかったり、消えてしまった曲がかなり出ている。
iCloud ミュージックライブラリを使用する影響のようだ。時間がたてば表示される場合や、手動で修正してなおせる場合もある。しかし、古い音源とジャケットには対応していなかった。新旧やジャンル関わらず好きな曲を集めてCD化、その後にアルバム化して好みのアートワークを設定していたものはダメだった。

 

それら全部を手動で修正し続けるの?😬(自問自答)

 

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この新しいソフトと、うまく付き合えないものだろうか?と2か月近く試してきました。

でも…、この新しい”ミュージックapp”はポンコツすぎる。合わない。

次のmacOSのメジャーリリースまで待つことはできない。

ということで、iTunesを使うことにしました。

 

 

macOS 10.15 Catalina は、そのままではiTunesのインストールはできないので"Retroactive"を使用した。

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最新バージョンは "Retroactive 1.8"。

GitHub からダウンロードできる。

GitHub - cormiertyshawn895/Retroactive: Run Aperture, iPhoto, and iTunes on macOS Catalina. Xcode 11.6 or 11.5 on macOS Mojave. Final Cut Pro 7, Logic Pro 9, and iWork ’09 on macOS Mojave or macOS High Sierra.

 

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iTunes 12.9.5 や iTunes 12.6.5 (以下略)を選べる。
しかし10.15 Catalina では iTunes 12.6.5はインストールできなかったので、 iTunes 12.9.5 一択。

 

この次のウィンドウで、 iTunes のダウンロードとインストールが始まる。確認ボタンは出ない。

高速回線なら数分でダウンロードが終了するが、ネット回線が細かったり、容量と帯域制限が心配な場合は、ここで注意が必要だろう。

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次に、iPod シリーズのデバイスと同期するために、フルディスクアクセスを認めるか選択画面が表示される。

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iTunes でiPodと同期しなくても、CatalinaのFinderで iPod と同期ができる。絶対にフルディスクアクセスが必要というわけではない。

しかし、ここで "I don't need to sunc with iPod"を押して拒否して試してみたところ、iPodを繋いだときにいろいろと面倒が起きてしまった。「どうしても嫌だ!」といった思想や信仰があるので無ければ、フルディスクアクセスにした方がいいだろう。

 

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拒否を選択してインストールした場合、iPod を繋いだ状態で iTunesを起動すると、iPod を正常に認識できない。

「iPod を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(1433)。」とエラー表示が出て、復元画面が表示された。その画面でiPod を工場出荷時に復元してみても、同じことが繰り返される。10.15 Catalina のFinderの方でiPodを復元しても同じ結果となった。

一度は復元と、音楽などファイルの転送が出来ても、次はまた同じことになる。

 

そうしないために、音楽やPodcast などの整理はiTunes で行って、iPod との同期はFinder で行うことも可能だろう。同期するときにはiTunesを終了させておくことになる。・・・メンドクサイ。

もっと直感的に操作したいので、フルディスクアクセスとした。

 

Retroactive を使って、macOS 10.15 Catalina でフルディスク・アクセスの設定でiTunes をインストールするには、この後に表示される”システム環境設定”の”セキュリティとプライバシー”で設定をしなければならない。
(そこのスクリーンショット画像の取得を忘れていた。GitHubのページを参照してほしい。)

GitHub - cormiertyshawn895/Retroactive: Run Aperture, iPhoto, and iTunes on macOS Catalina. ...

”セキュリティとプライバシー”環境設定の鍵を外して、「Drag me into the list」と書かれているボックスを、リストへドラッグ&ドロップする。
Retroactive や iTunes のソフトをリストに追加していても、フルディスク・アクセスにはならない。インストール中のこの操作が必要だ。

iTunesをフルディスク・アクセスにしてインストールした場合でも、10.15 Catalina のFinderでのiPod シリーズの同期も可能だ。

 

以前のMacBook Pro (macOS 10.13 High Sierra)のiTunes と変わらないようだ。

 

 

MacBook Pro 13インチ(2020年モデル)、macOS 10.13 High Sierraから 10.15 Catalinaへ移行 - pelicanmemo

 

iTunes はどうなったのか? - Apple サポート