(中国公船3隻が領海侵入 尖閣周辺、3月1日以来 - 産経ニュース 3月22日22時半頃に閲覧・スナップショット画像を取得)
3月22日、尖閣諸島の沖で、中国海警局の公船3隻が日本の領海に進入し航行した。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2308」「2337」「31239」が午後2時10~20分ごろ、魚釣島の北北西で領海に侵入。
中国公船が領海侵入=今年7回目-沖縄・尖閣沖:時事ドットコム
尖閣沖 中国海警局の船3隻が一時領海侵入 | NHKニュース
尖閣諸島の沖(接続水域、領海)で中国海警局の公船が確認されたら、出来るだけ船名を確認するようにしている。
中国海警局は、組織も、所属する船艇の背景も複雑なので、船名から分かる情報はとても多い。たとえば、「海警2308」は非武装の3000トン級で国家海洋局が運用管理、「海警31239」はもと海軍のフリゲートで、機関砲を搭載し軍と繋がりの深い公安部の辺防海警が運用管理していると考えられる。
NHKは報道は早いが、船名は一貫して伝えていない。そこで産経ニュース(産経WEST)がいつも船名をのせていたので、記事を探して船名を調べていた。しかし、今年2月から船名をまったく書かなくなった。ついには産経ニュースは、日本の領海を中国の公船が航行しても伝えなくなったのだろうか?
産経新聞社の内部での、尖閣沖に関する報道姿勢の変化だろうか?
産経新聞自身が記事やコラム・社説で、注意や警告をしている中国の世論戦、情報戦に対して、よい変化だとは感じられない。
中国は、領海を航行した時には必ず公開して、既成事実を積み重ねている。
2017年3月22日,中国海警2308、2337、31239舰船编队在我钓鱼岛领海内巡航。
中国海警舰船编队3月22日在我钓鱼岛领海巡航
【中国海警局】 海でも崩れた日中均衡 経済に続き警備力も「逆転」 - 日本経済新聞2016年5月29日 - pelicanmemo(2016/06/02)
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