pelicanmemo

海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

【さくら】韓国の王桜(왕벚나무)と日本のソメイヨシノ 2種の違いと、韓国起源説への対応 【ウリジナル】

20170403190939
(日本・国立研究開発法人森林総合研究所・日本のソメイヨシノ)

東京でソメイヨシノが満開となり、桜や花見に関するニュースが増えてきた。

この時期になると、頭が痛くなるニュースも目にするようになる。韓国メディアのソメイヨシノ韓国起源説だ。韓国メディアが国内だけでやっているのなら、あまり気にしないが、海外ニュース翻訳・抄訳サイトやまとめサイトが日本語で紹介をする機会も増えた。掲示板で話題になって目にすることも多い。 

 

今年は、昨年や一昨年に比べると少し静かなようだ。

韓国の国内政治が大混乱している上、北朝鮮情勢が緊迫しているので韓国メディアの反日の雰囲気が薄いからだろう。

次期大統領と韓国メディアの対応によっては、来年春には、また同じことを繰り返すのではないだろうか。

「ソメイヨシノ」はどこからやって来たのか : 深読みチャンネル : 読売新聞(2017/3/19)

 

(*)この記事では、日本のソメイヨシノと、韓国の済州島に自生する王桜(왕벚나무)とを区別するため、「日本のソメイヨシノ」「韓国の王桜(왕벚나무)」と書いている。

この記事を書くにあたって、韓国の「韓国の王桜(왕벚나무)」とされる写真をたくさん見た。「日本のソメイヨシノ」と比べると、花は少し大ぶりで、赤みが強いように感じられる。個体差も大きいようだ。

20170408062456

(韓国・文化財庁、済州島、シンリェリ(新礼里)の왕벚나무(王桜)(天然記念物第156号)より)

Ads by Google

 


続きを読む

韓国、海洋警察、西海5島特別警備団、発足 NLL近くの中国漁船の違法操業取り締まりを強化

20170315060052인천일보

韓国の国民安全処は4日、中部海洋警備安全本部の"西海5島特別警備団"の発足式を行った。4月1日からワタリガニの漁期が始まり、北方限界線(NLL)(上図の赤点線)近くで増加している中国漁船の違法操業への取り締まりを強化する。

(*)韓国では黄海を"西海"と呼ぶ。西海5島は北方限界線(NLL)近くの、白翎島、大青島、小青島、延坪島、牛島をさす。

ワタリガニ漁期が4月1日に始まり、中国漁船は1週間前の4倍に増えた。 特別警備団はさっそく、延坪島付近の海域で中国漁船1隻を拿捕し、6隻をNLLの北朝鮮管轄海域へ追い払ったそうだ。

今年のワタリガニ漁は豊漁が予想されている。

 

韓国、海洋警察、西海5島特別警備団を新設 中国漁船の違法操業取り締まりを強化 - pelicanmemo (2017-03-15)

 

Ads by Google

 


続きを読む

UNICEFスペインのツイート|サウジアラビア、イエメンに軍事介入・空爆開始から2年 

ユニセフ(スペイン)のツイートが面白かったのでちょっとメモ。

 

先週末、ユニセフ(スペイン)のツイッター・アカウントが、数字を数えるだけの変わったツイートを続けていました。数字にハッシュタグ"#Yemen"だけが付いているツイートが、3月26日(日曜日)にずっと続いていた。

Twitter Search from:unicef_es(3月26日分までのツイート)

日曜の昼下がり、だらだらとネットで調べものをしたり、ツイッターのタイムラインを眺めていると、時々このツイートが現れていて不思議に感じていました。

ソフトのトラブル?

担当者がお休みでタイマー仕掛けててミスった?

 

特に深く考えずに過ごし、翌朝のツイートで気になっていた事が分かりました。

 

Ads by Google

 


続きを読む

「海事」カテゴリーを新設しました。

ブログに新しく、「海事」カテゴリーを作りました。

海事 カテゴリーの記事一覧 - pelicanmemo

 

下手の横好きで、東アジアや東南アジアの「沿岸警備隊(コーストガード、Coast Gurd)」や関連する組織や船艇について、気になったものを時々取り上げています(見かけたものだけ。網羅はしていません)

「海事」だとパナマ運河の海運も含まれそうですが、そこまで拡げずに、沿岸警備隊など海事関係組織の話題が主な記事だけをまとめています。カテゴリー名を「沿岸警備隊」にしてしまうと、漁業局や救助サルベージ局には微妙に使いにくい。
「中国海警局」についての記事は、数も多いので今はまとめていません(中国海警局式に、徐々に再編統合するかもしれません)

 

以前から、気にはなっていたんですよ。😔

韓国の海洋警察(国民安全処・海洋警備安全本部)について書いても「韓国」カテゴリーなので、ほかの韓国ネタ記事と同じ扱い。フィリピン沿岸警備隊について書いても「国際」カテゴリーで、中南米のネタ記事と同じ扱い。

主に東アジアから東南アジアまでの、海洋の各国の状況が俯瞰できない。

まとめました。 

賭博黙示録 カイジ 1

賭博黙示録 カイジ 1

 

尖閣沖、中国海警局の公船3隻が領海進入 産経ニュースは報道を縮小か?

20170322224326
中国公船3隻が領海侵入 尖閣周辺、3月1日以来 - 産経ニュース 3月22日22時半頃に閲覧・スナップショット画像を取得)

3月22日、尖閣諸島の沖で、中国海警局の公船3隻が日本の領海に進入し航行した。

第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2308」「2337」「31239」が午後2時10~20分ごろ、魚釣島の北北西で領海に侵入。

中国公船が領海侵入=今年7回目-沖縄・尖閣沖:時事ドットコム

尖閣沖 中国海警局の船3隻が一時領海侵入 | NHKニュース

 

尖閣諸島の沖(接続水域、領海)で中国海警局の公船が確認されたら、出来るだけ船名を確認するようにしている。

中国海警局は、組織も、所属する船艇の背景も複雑なので、船名から分かる情報はとても多い。たとえば、「海警2308」は非武装の3000トン級で国家海洋局が運用管理、「海警31239」はもと海軍のフリゲートで、機関砲を搭載し軍と繋がりの深い公安部の辺防海警が運用管理していると考えられる。

NHKは報道は早いが、船名は一貫して伝えていない。そこで産経ニュース(産経WEST)がいつも船名をのせていたので、記事を探して船名を調べていた。しかし、今年2月から船名をまったく書かなくなった。ついには産経ニュースは、日本の領海を中国の公船が航行しても伝えなくなったのだろうか?

 

産経新聞社の内部での、尖閣沖に関する報道姿勢の変化だろうか?

産経新聞自身が記事やコラム・社説で、注意や警告をしている中国の世論戦、情報戦に対して、よい変化だとは感じられない。

中国は、領海を航行した時には必ず公開して、既成事実を積み重ねている。

2017年3月22日,中国海警2308、2337、31239舰船编队在我钓鱼岛领海内巡航。

中国海警舰船编队3月22日在我钓鱼岛领海巡航

【中国海警局】 海でも崩れた日中均衡 経済に続き警備力も「逆転」 - 日本経済新聞2016年5月29日 - pelicanmemo(2016/06/02) 

Ads by Google

 


続きを読む