(via. 超级大本营军事论坛)
中国海警局の、満載排水量12000トンと言われる「海警2901」「海警3901」。
時々、中国ネット上で、港湾での撮影画像や空撮画像が公開される。
我在等待太阳-超级海警3901的高清特刊 - 超级大本营军事论坛
空撮画像だけだと書けるネタが無くなってきた気もするが(苦笑)、尖閣諸島の周辺海域での海警局の公船の確認発表が無いと、日本メディアの報道がぱったりと止んでしまう。
重箱の隅を、憶測も交えてつついてみたい。
中国海警局 カテゴリーの記事一覧 - pelicanmemo
【中国海警局】 「海警2901」「海警3901」の武装 【画像】 主砲は76mm単装速射砲、副砲2基は30mmか? - pelicanmemo
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76mm速射砲と、マストの前にあるのは主砲用の射撃管制装置(FCS, Fire Control System)だろうか。
艦橋構造物がやたらとデカい。
たとえば、中国海監・東海総隊の旗船「海警2350(もと海監50)」では、操舵室のすぐ下の階の一番前に大会議室がある。
衛星会議システムは、新造の海警船には必ず装備されているだろう。さらに、「海警2901」「海警3901」は、現地海域での司令部機能も備えているだろう。
通常のVIP事務室・船室(VIP办公室、VIP卧室)だけでなく、中国海警局の高官や、もしかしたら行政組織や中国共産党の高官が乗船する時のための、複数の、それなりの規模の宿泊・滞在施設もあるのかもしれない。
それらの船室や事務室は当然、上の階層に、序列も考えて配置されるだろう。
煙突がデカい。
高圧放水銃が4基ある。なぜか、ほかの海警船と違い、「海警2901」「海警3901」のは赤色ではなく白色。
全天候型救命艇(全閉囲型救命艇)は、改正SOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約)に基づいたもの。
「海警2350(もと海监50)」や、新造の3000トン級、4000トン級、5000トン級も装備している。
一方、053H2G 型ミサイル・フリゲート(江衛I型(江卫级I型)、ジャンウェイI型)を改装した「海警31239」「海警31241」には無い。
新型でも、1500トン級の、地方海監総隊の海洋監視船や、船体が056型コルベットと似ている海警船(密輸取締船)「海警44104」他、でも装備はされていないので、単に船体の大きさと設計の制限によるのかもしれない。
高速搭載艇は、全長12.5m。艇体は高強度FRP製。最高速度は65ノットの可能性がある。自動復原機能がある不沈艇「海上不倒翁」を開発した会社の製品。
“怪兽”配“利剑”(深圳市海斯比船艇科技股份有限公司)
ヘリ甲板には、ヘリ着艦拘束システムが据え付けられている。フランスDCNS社のグリッド・システムと同じタイプ。
副砲2基は、シルエットから30mm単装機関砲と推測される。
ヘリ管制室の上に、副砲2基用のFCSと考えられる装備がある。
H/PJ14 (CS/AN2)
ヘリ格納庫構造物でも、外側の2階部分の通路など、気になるところがある。
あの通路は、何のために付けたのだろう?(´ ・ω・`)?
重箱の隅すぎるw ヽ( ´ー`)ノ