中国海警局の徽章(記章、エンブレム)が変更されたようだ。
先週、公式微博を見たときには変わっていなかったと思うので、2024年6月からかもしれない。(6月7日朝に微博のヘッダのスナップショット画像を取得)
2013年に中国海警局が正式に発足した時から使われているエンブレムはこちら。
今年(2024年)6月から変更されただろうエンブレムはこちら。
五星があったところに大きく中華人民共和国の国章があしらわれた。
上部に「中 国 海 警」の4文字が追加された。
人民武装警察部隊(武警)の徽章によせてきたのだろう。(人民武装警察部隊旗と徽章は、その図案、様式と使用方法を中央軍事委員会が定めると中華人民共和国国防法で規定されている(第28条))
錨マークが小さくなり、左右に”船首波”のように見える図案が追加された。人民武装警察部隊(武警)の徽章では万里の長城が使われている。
錨マークが、ストック・アンカーからストックレス・アンカーぽくなった(横棒(ストック)が無くなった)。
盾と錨のディティールがシンプルになった。全体的な色調は変わらないようだ。
人民武装警察部隊の徽章(エンブレム)はこちら。
中国海警局の徽章(エンブレム)は、所属する艦船の船橋とファンネルマークにも使われている。これから帰港した船で徐々に差し替えられていくのだろう。
今のところ、公式発表や報道は見当たらない(記事公開時点)。
なぜこの時期に変えてきたのか?続報を待ちたい。
X(Twitter)で KAROTASU @type36512 さんのポストで教えていただいた。
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中国海監の海洋監視船が、中国海警の新たなペイントに。「海監50」は「海警2350」、「海監66」は「海警2166」に。: メモノメモ (2013年6月13日)