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海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。|メモノメモ新館

Google翻訳の「リアルタイム翻訳」を試してみた カメラで写した画像にそのまま翻訳結果が表示

20170127122413 20170127061909 (Twitterより)

Google翻訳アプリの、カメラで写した画像にそのまま翻訳結果が表示される「リアルタイム翻訳」が面白いと話題です。

冒頭の画像(ツイッターの画像の英語画像を撮影し、独自に翻訳してみた)は、「イギリス料理、凶悪な料理!?」と、イギリス料理の評価・ジョークでの鉄板ネタですし、ウィットに富んでいて面白い例と感じたので使わせてもらいました。(出版社や著者は気にするかもしれませんが、外国の書籍で国内出版物でないようので、例として取り上げさせてもらいました。他意はありません。)

Google翻訳の「リアルタイム翻訳」がおもしろ過ぎて試す人続出「電脳をハックされてる感じがたまらない」【画像まとめ】 - Togetterまとめ

 

ただ、企業やブランドのロゴを弄っているツイート画像もけっこうあり、ちょっと心配です。

実際に、iOSのアプリ "Google翻訳"の「リアルタイム翻訳」を試してみたところ、ツイッターやSNSで面白おかしくとりあげられている単語が、固定して表示されるわけでなく、様々な訳語が入れ替わって表示されます。

投稿者が面白いと感じた単語が出た瞬間にポーズを押して撮影したか、動画から静止画像を切り抜いて、面白ネタとして拡散しているのでしょう。

カメラにうつる範囲や角度を変えると、ちゃんとした翻訳結果が出てくる場合もあります。

 

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【動画】安倍総理がフィリピンにミサイル供与を提案?ドゥテルテ大統領が断った? 演説のオリジナル動画を見てみた

フィリピン、オーストラリア、インドネシアとベトナムを歴訪している安倍総理大臣。最初の訪問国のフィリピンを訪れた時に、「ミサイルを供与することを提案した」「ドゥテルテ大統領が断った」というネタが話題です。

誤報または煽り記事でしょう。

 

フィリピンでも他のメディアがどこも報じていないので、眉に唾つけて関連報道を待ちながら、ドゥテルテ大統領のダバオでのその発言の演説のオリジナル動画を見たり、全文テキストを探していたところ、16日昼に、朝日新聞が報じました。

 しかしドゥテルテ氏は、日本からミサイル供与を提案されたとは言っておらず、一連の発言が曲解されて報じられたとみられる。

 一方、その前段でドゥテルテ氏は、「安倍氏には軍事同盟は必要ではないと言った。私は外国の軍人がいない国を目指したい」とも述べた。

安倍首相にミサイル断る? 比大統領「発言」報道で波紋:朝日新聞デジタル

このネタについて、どのように曲解されたか別角度から少し。

 

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【H7N9鳥インフル】 中国、江蘇省で感染者が急増 蘇州市で都市部の家禽取引を禁止

Bird Flu Warning(photo by Lee LeFever)

1月9日、中国、国家衛生・計画生育委員会(国家衛計委)が、H7N9鳥インフルエンザの感染者について公表した。12月の感染者数は83人(うち死亡25人)。国家衛計委からの通報をもとに香港当局が発表した。 

內地通報上月新增83宗人類感染H7N9個案25人死 - RTHK

ーー(追記:2017/1/12)ーーーーーー
国家衛生・計画生育委員会の1月11日の公式発表によると、12月の全国の感染者は106人(うち死亡20人)。

2016年12月全国法定传染病疫情概况 - 中华人民共和国国家卫生和计划生育委员会

なぜ死亡者数が減ったのだろうか?
ーー(追記ここまで)ーーーーーーー

 

特に、江蘇省の感染者は52人(うち死亡14人)で全体の3分の2を占めている。これまでの報道・発表から、蘇州市および周辺地域が多いと推測している。

12月になって感染者が急激に増えている。十分な注意が必要だ。

 

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中国、1万メートル級深海探査計画 「彩虹魚」超深海探査器、マリアナ海溝の最深部のサンプル採取に成功

20170104071203
人民網日本語版より)

12月27日、西南太平洋のマリアナ海溝の最深部であるチャレンジャー海淵で、中国が独自開発した3台の1万メートル級着底装置(ランダー, Lander)による海中試験に成功した。最大深度は10890m。海底での撮影や、生物・微生物、海水と海底堆積物のサンプルの採取に成功した。

今回の西南太平洋での、科学調査母船「張謇」による海洋調査は、上海海洋大学の深淵科学技術研究センター(以下、深渊中心)と上海彩虹魚海洋科技株式会社(以下、彩虹魚公司)によって、今年2月まで行われている。

 

日本語のニュースでは人民日報日本語版が「3台の1万メートル級有人深海潜水艇「彩虹魚」が...」と訳して紹介している。これは間違いで、今回も有人深海潜水艇ではない。(まだ開発中だし、"3台"も作っていないよ・・・?)

中国が開発中の、1万メートル級深淵科学技術移動実験室の科学調査の「重器」となる、3台の1万メートル級有人深海潜水艇「彩虹魚」がこのほど、世界で最も深いマリアナ海溝の中でも一番深い「チャレンジャー海淵」で1万メートル級海中試験に成功し、サンプルを回収した。
(赤字強調は管理人による)

深海潜水艇「彩虹魚」、1万メートル級潜水試験に成功--人民網日本語版(2016年12月30日)

この間違い・勘違いと、「彩虹魚」探査計画について少し。 

 

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『第四極』読了。 中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、研究開発・深海挑戦記。(2/2)

20160912051743

『第四極 ー 中国「蛟竜」号深海挑戦記』(『第四极 — 中国“蛟龙号”挑战深海)』)、読了。2

前記事:『第四極』読了。 中国の水深7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、研究開発・深海挑戦記。(1/2) 

本書『第四極』は、中国が自主設計・自主統合開発した有人深海潜水艇の、計画と研究・開発、最初の潜水試験から、南シナ海での水深3000m、北東太平洋での水深5000m、そしてマリアナ海溝での水深7000mを越えた世界記録まで、10年間の深海への挑戦の日々を記したノンフィクションである。

 

・〜・〜・〜・

2009年8月17日、「向陽紅(向阳红)09」は、南シナ海のA1海区、水深50mの浅い海域にいた。7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(和諧)」号 (*2)の、はじめての潜航試験だ。(*2) この時はまだ「和諧」号と呼ばれていたので「蛟竜(和諧)」号と記載する。)

 

潜航試験が始まり、「蛟竜(和諧)」号が水面に降ろされた。

 「バラストタンクに注水せよ」

 「了解」

満水になっても沈まない。おかしい。

 「推進器を使って潜航を開始せよ。」

 「了解」

しかし潜れない。はじめての潜航試験は中止された。

 

原因は重量と浮力との計算ミス。ケアレスミスだった。

科学・技術の研究・開発は、試行錯誤、トライ・アンド・エラーの繰り返しである。

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜(蛟龙)」号の試験航海での、故障やトラブルはそれなりに起きている(本書ではじめて知った故障やトラブルも沢山ある)。(起きないわけがない)

 

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