(Twitterより)
Google翻訳アプリの、カメラで写した画像にそのまま翻訳結果が表示される「リアルタイム翻訳」が面白いと話題です。
冒頭の画像(ツイッターの画像の英語画像を撮影し、独自に翻訳してみた)は、「イギリス料理、凶悪な料理!?」と、イギリス料理の評価・ジョークでの鉄板ネタですし、ウィットに富んでいて面白い例と感じたので使わせてもらいました。(出版社や著者は気にするかもしれませんが、外国の書籍で国内出版物でないようので、例として取り上げさせてもらいました。他意はありません。)
Google翻訳の「リアルタイム翻訳」がおもしろ過ぎて試す人続出「電脳をハックされてる感じがたまらない」【画像まとめ】 - Togetterまとめ
ただ、企業やブランドのロゴを弄っているツイート画像もけっこうあり、ちょっと心配です。
実際に、iOSのアプリ "Google翻訳"の「リアルタイム翻訳」を試してみたところ、ツイッターやSNSで面白おかしくとりあげられている単語が、固定して表示されるわけでなく、様々な訳語が入れ替わって表示されます。
投稿者が面白いと感じた単語が出た瞬間にポーズを押して撮影したか、動画から静止画像を切り抜いて、面白ネタとして拡散しているのでしょう。
カメラにうつる範囲や角度を変えると、ちゃんとした翻訳結果が出てくる場合もあります。
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ツイートの画像を、PCのディスプレイに表示させ、それを撮影して、同じ表現が出てくるかを確認しました。「凶悪な〜」が表示される頻度は1割くらい。
航空会社の「ANA」のロゴマークを撮影しリアルタイム翻訳させたら「アナル」と表示されるという画像付きツイートもあります。管理人の撮影環境では、訳語が目まぐるしく入れ替わり、その単語も表示されましたが頻度はかなり少ない結果となりました。
製品へのライトの写り込みなど、条件が変わると再現が出来ない場合もありそうです。バージョンアップで、その面白単語が出なくなるかもしれません。
刺激的な訳語で面白いんだけれども、「それ、本当に翻訳で表示された単語?」と気になったのでいくつか検証をしてみました。本当は表示されていない単語なのに、いたずらや嫌がらせ等を目的とした捏造画像の作成が、非常に簡単に出来るという危険性もあるのではないでしょうか?
企業イメージを高めるような品の良い画像も見かけます。それでも、自社の製品やロゴマークを弄られた企業やブランドが、どう感じてどう対応するかは相手次第でしょう。
さすがに、著作権保護に厳しいという"ねずみの国"で試し、もしイメージを損ねる翻訳結果が表示されたとしても、ネットで拡散させる人はいないと思いますが・・・