4月16日(現地時間)に、エクアドルで起きたM7.8の大地震。これまでに500人以上の死亡が確認されている。
エクアドル政府は19日、大地震の死者が507人、負傷者は4000人超に上ったと発表した。発生から3日が経過した今もがれきの下敷きになっている被災者は多いとみられ、軍や警察は生存者の捜索に全力を挙げている。
死者500人超、捜索に全力=経済的打撃深刻-エクアドル:時事ドットコム(04/20-10:29)
震源は海岸近くだったが、幸いにも大きな津波被害はなかったようだ。しかしエクアドル最大のグワヤキル市(Santiago de Guayaquil)で陸橋が崩落するなど、建造物にも甚大な被害を与えている。
AFPラテンアメリカのツイッターより、ドローンを使った空中撮影の映像があったので紹介したい。
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動画2分16秒
Exclusivo: las tareas de rescate en Ecuador, a vista de drone - YouTube
レンガやブロックを積んで固めただけの、家の壁が崩れているのが良く分かる。
4階建てくらいのビルだろうか、完全に崩落し、重機で救助作業(?)が行われている。よく見ると、崩れた家やビルの瓦礫には鉄筋はほとんど見られない。
Exclusivo: imágenes aéreas de las tareas de rescate en #Ecuador #AFP https://t.co/PXxXFsCcpH pic.twitter.com/6cxp3M8Syr
— AFPTV LATAM (@AFPTV_LATAM) 2016年4月19日
teleSUR のLucho Granados Ceja記者によるツイートの写真が、壊れたビルの様子が分かりやすい。場所はカノア・ビーチなので、震源より南に少し離れている。
The destruction of Canoa by the Saturday's horrific earthquake is total. Mayor estimates 90%. #EcuadorEarthquake pic.twitter.com/3kFtfPB5w8
— Lucho_teleSUR (@Lucho_teleSUR) 2016年4月19日
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どうしても熊本地震と重ね合わせて見てしまう。
熊本地震での建造物の被害の様子は、ニュース映像や記事で頻繁に目にし、建物の耐震性や家具の転倒防止の重要性を実感させられている。
築浅住宅が地震で倒壊、金物不備や増築が要因か(2016年熊本地震) https://t.co/QMAzE0FfnG
— 日経アーキテクチュア (@kenplatz_ed) 2016年4月17日
地震直後、家族の脱出を阻んだものとは?|日経アーキテクチュア
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