(動物検疫所より)
旅行者の手荷物や国際郵便物の中から、動植物の検疫検査を必要とする肉製品などを嗅ぎ分ける「検疫探知犬 (quarantine detector dog)」。
アフリカ豚コレラ(ASF)、豚コレラ(CSF、古典的豚コレラ)、口蹄疫、鳥インフルエンザなどの家畜の伝染病、植物の病害虫が国内に入り込まないよう、見張って 嗅いで守っています。
現在、多くの国で家畜の病気が発生しており、また、おみやげや個人消費用のものは検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。
不正な持ち込みは、罰則の対象となりますのでご注意ください。
日本で検疫犬が導入されたのは意外と遅く、2005年(平成17年)12月から成田国際空港に導入。2008年(平成20年)2月から関西国際空港、2012年(平成24年)2月から羽田空港に導入されました。
お隣りの、台湾では2002年(民国歴91年|平成14年)10月から、中国では2001年(平成13年)12月から、韓国では2001年(平成13年)1月から導入されています。
2018年(平成30年)戌年も終わるので、これについて少し。
2019年検疫探知犬カレンダーができました。
検疫探知犬カレンダー(2019年版)のページからご自由にダウンロードしてご利用ください。
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