macOS 10.15 Catalina に移行してから Safari が遅くなり、ページが読み込まれなかったり、画面の更新や再表示がされないトラブルが起きていた。
別ウィンドウや別タブですでに開いていたページも、別タブに移動してから戻ると真っ白で表示されない。
この”刺さる”障害が起こるようになった。
ネットとAppleコミュニティで調べてみると似たケースが、昨年(2019)12月頃から報告されていた。
Safari has become very slow, lagging and not loading pages- Apple Community
safari slow after upgrade to Cataline - Apple Community
Safari slow since Catalina upgrade - Apple Community
If Safari is slow, stops responding, quits unexpectedly, or has other issues – Apple Support
いろいろな解決方法が提案されているので試してみた。
うちでは、Safariの機能拡張が原因だったようだ。症状と対応など備忘録メモ。
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macOS Catalina はバージョン10.15.5、
Safariはバージョン13.1.1 (15609.2.9.1.2)。
他のブラウザで、同じサイトにアクセスすると普通に表示されるのでネットワーク回線の問題ではない。
Safariが”刺さって”いるときは、レインボーカーソルが回りっぱなしで、他のソフトを新たに起動できない。
Dockから起動しようとすると、アイコンが跳ねるだけで起動はしない。しかしその状態でSafariを終了させると、すぐに起動する。
その一方でCPU負荷はそれほど高くはなく、ファンが勢いよく回りだすわけでもない。
まず最初は、すでに開いていたページであっても真っ白になって表示されないあたりから、レンダリングとキャッシュの問題と推測してみた。
普段のメンテナンスでは、週1回くらい再起動とOnyxを実行してキャッシュを消したり、再構築を行っている。トラブルが発生しはじめた直前に原因となる何かがあったのだろう。直前にOSやSafariのアップデートは行っていない。
Safari再起動し、開発メニュー>キャッシュを空にする、を実行してキャッシュクリア。
→ しばらくすると同じトラブルが起こる。
Safariなどウェブブラウザは雑な負担が大きい使い方をしていると思う。
抱えている案件ごとにウィンドウが5~10枚あり(最小化ウィンドウ含む)、それぞれのウインドウにタブ5~20枚。たまにCPU負荷が高くなるので、プロセスを強制終了させたり、いっそブラウザを一旦終了して再起動させる。
Safari has become very slow, lagging and not loading pages- Apple Community
これが原因かと思ったので、これの情報を参考にしてタブを全部閉じて”強制終了”し、起動後にキャッシュをクリア。
→ しばらくすると同じトラブルが起こる。ウィンドウ1枚のタブ4~5枚でも起きた。
機能拡張をすべて停止。(アンインストールではない)
→ トラブルが起こらなくなった。
ひとつひとつ戻していって、どの機能拡張が原因か突き止めようとしたけれども、結局、どれか分からないまま元に戻せてしまった。
機能拡張を停止した状態で、Safariの終了やキャッシュクリアをその都度行ったのが効いたのだろうか?
微妙に原因不明のままなのは残念。
Safari has become very slow, lagging and not loading pages- Apple Community
See these Apple Support Topics for detailed advice:
If Safari is slow, stops responding, quits unexpectedly, or has other issues - Apple Support
If Safari doesn't load a page or webpage items are missing - Apple Support