(wikimedia commons)
(新疆ウイグル自治区、カシュガル地区)
中国の農業農村部は4月8日と11日、新疆ウイグル自治区カシュガル地区のカルギリク県と疏勒県で、アフリカ豚コレラ(ASF)が発生したと発表した。
それぞれ、飼育頭数341頭・発病39頭・死亡39頭、飼育頭数583頭・発病150頭・死亡92頭。
中国の国土の西の果てまで、アフリカ豚コレラ(African Swine Fever (ASF), 非洲猪瘟)のウイルスが到達した。
中国で製造され流通、販売されている、豚肉や豚肉製品、ハム・ソーセージ、ジャーキーなどの中にASFウイルスが入り込んでいる製品があるので、それらが、ヒトの経済活動によって運ばれたのだろう。
野生のイノシシが、玄奘三蔵の『大唐西域記』よろしく、タリム盆地(タクラマカン砂漠)の先のオアシス都市や、崑崙山脈に近いあたりまで歩いていったとは考えにくい。
『西遊記』の猪八戒なら出来るかもしれないけど。🐷
Ads by Google
続きを読む