photo by Sanofi Pasteur (イメージ画像です)
台湾で、はじめてのジカ熱のウイルス感染者が確認された。輸入例。
患者はタイ国籍の24才男性で、1月10日に桃園空港から、台湾での就労の為に同行者2人とともに入国した。入国時に発熱の症状があり、検査を行ったところジカ(Zika)ウイルスの感染が確認された。
タイ北部の住人で、9日のタイ出国時には発熱、頭痛等の症状があったそうだ。台湾渡航ははじめてと伝えられている。
同行者にも咳・痰等の症状があったが健康改善しており、検査の結果でもジカ熱やデング熱の感染はなかった。また、台湾での同居人や同僚に症状は無い。
台湾、衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)によると、2003年以来、約5万件の疑い例を検査しており、今回がはじめての陽性確認例だそうだ。