（農林水産省）
日本、台湾、韓国の、空港や港の税関で発見された豚加工品や豚肉を使った食品のうち、アフリカ豚コレラ(African Swine Fever(ASF)) のウイルスのDNAが検出されたものの一覧。
2019年4月末までに確認され、公式に発表された豚加工品・食品の画像をまとめた。
公式発表では、フライトの日付や出発地・到着地、豚肉加工品の詳細も記載されている。ソースへのリンクは、この記事の最後に掲載した。
日本
農林水産省 動物検疫所
（それぞれ、大きな画像にリンクしています）（２枚）
中国からのフライトの旅客の例と、ベトナムからの２例が含まれている。
（変わり種として、ベトナムの豚肉（生肉）の発酵食品「ネムチュア (Nem Chua)」と思われる例（19例目）がある（wikipedia））
ウイルス分離検査によって、アフリカ豚コレラ(ASF)のウイルスに感染性があるサンプルが2例、確認されている。
【アフリカ豚コレラ】 中部国際空港で、感染性のあるウイルスを確認 中国の上海や青島から ｜ ASFウイルスはすでに国内に - pelicanmemo (2019-04-04)
日本・台湾・韓国とで、同じパッケージの製品から、ASFのウイルスが検出された例がある。
たとえば次の、中国の大手食肉会社が製造したソーセージは、台湾や韓国でもASFウイルス検出例として発表されている。
他にも、同じメーカー名の製品で検出例がある。（偽ブランド製品が含まれている可能性は否定出来ない）
【アフリカ豚コレラ】 税関での、豚肉・豚製品からのウイルス検出率（台湾、オーストラリア、韓国）（追記あり） - pelicanmemo (2019-02-18)
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台湾
行政院 農業委員会 動植物防疫検疫局（行政院農業委員會動植物防疫檢疫局）
（それぞれ、大きな画像にリンクしています） （6枚）
中国からの旅客の手荷物から発見された豚肉製品のみ。この他に、ベトナムからの便で２例が検出されている。
台湾の例は、バラエティに富んでいる。同じメーカーの製品も多く見られる。
コンビニ（便利店）や駄菓子屋で売っているような、小さな包みの豚肉ジャーキー（おやつジャーキー）での検出例が多い。豚肉を使ったクッキーからも検出されている。
韓国
農林水産食品部（농림수산식품부）
（大きな画像にリンクしています）（１枚）
韓国でのASFウイルスのDNA検出例には、スンデという朝鮮のソーセージ（写真の黒い製品）が複数ある。また、ピザのトッピングの豚加工品からも検出されている。
機内食で提供されたハンバーガー（햄버거）（8例目）からもASFウイルスが検出された。（写真を見ると、直感的にイメージする「ハンバーガー」というより、ぶたまんに近い見た目の、豚挽き肉料理を詰めた食品のようだ）
公式情報
日本、動物検疫所
記事の終わりに近いところに、「アフリカ豚コレラ遺伝子検査陽性事例一覧」pdfファイルへのリンクがある。
2019年4月25日発表
(http://www.maff.go.jp/aqs/topix/attach/pdf/asf2018-27.pdf)（リンク切れ）
（注）動物検疫所の発表のpdfファイルは、ファイル名の番号を変えて更新される。古いファイルは削除される。
台湾と韓国の発表は、最新ニュース一覧に掲載される。更新は不定期。（今回の記事のソースを載せた。それぞれの記事の親ページのリンクから探すと、分かりやすい）
台湾、動物植物検疫所（アフリカ豚コレラ中央災害対策センター）
107年9月至108年4月因應非洲豬瘟邊境管制作為採樣統計表 - 非洲豬瘟資訊專區
2019年4月末まで
（https://asf.baphiq.gov.tw/htmlarea_file/web_articles/baphiq/6514/1080509-1.pdf）
韓国、農林水産食品部（농림수산식품부）
ASF 유전자 검출 사례(15건, 19.4.25일 기준)
2019年4月25日分まで
（ ASF 유전자 검출 사례(19.4.25).pdf）
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