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MacBook Pro 13インチ(2020年モデル)、macOS 10.13 High Sierraから 10.15 Catalinaへ移行

MacBookPro 13inch(2020) に更新した、macOS 10.13 High Sierraから 10.15 Catalinaへ移行した。レビューというか、備忘録メモ。

 

昨年末ころからモバイル用PC、まえのMacBook Pro 13inchのバッテリーが膨らんできていた。作業をしているとグラグラするのでクッションを貼り付けて対策をしていた。

アップルストアへ送ってバッテリー交換をしようと考えていたところに、新型コロナ事態が拡大して、アップルストアは店舗閉鎖、外出自粛、ゆるいロックダウン・・・
なおって戻ってくるまで、どのくらいかかるか分からなくなってしまった。

 

そうこうしているうちに、バッテリーはさらに膨らんできたし、トラックパッドの操作中に急にフリーズするようになってくる。悩んでいる頃に2020年モデル発表の報道が出てきたので、発表とプレビューを見て発注。

普段はこういう買い方はしないんだけど、新型コロナ事態でストレスがかなり溜まっていたのだろう。納品まで3週間待ちだった。

 

・・・あらためて考えてみたら、発表された時点でもう型落ちモデルの注文は出来ない。店頭在庫を探そうにも、アップルストアも電気屋も、新型コロナ対応で店舗は閉まっていて、探しに県外の店にも行けない。

さっさと注文しとけばよかったよ… 😞

 

MacBook Pro 13inchは、CPUが2.0GHzクアッドコア第10世代でThunderbolt 3(USB-C)4つのモデルを選択。メモリはもちろん32GBにして・・・、お財布と相談して"10万円"をあてにして。

13インチMacBook Pro - 仕様 - Apple(日本)

 

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20200611223108

新旧の環境の移行は拍子抜けするくらいスムーズに行われている。

いまのところ、主に使っているソフトでトラブルは起きていない。ただし iTunes 関係は除く。

 

本体はけっこう熱をもつようだ。

大きな負荷がかかる作業はしていないと思うけど、パームレストが暖かく、持ち上げて背面を触ると後ろの方がすこし熱くなっている。デスクに直置きするのではなく、冷却台や放熱版を導入した方がよいかもしれない。

バッテリーのもちは、特筆するほど良いとは感じられない。尤も、うちの使い方が雑で普段もバックグラウンドでいろいろ走らせているからだろう。

 

あちこちのレビューでは特に、キーボードがシザー式のMagicKeyboardとなったことによる打鍵感の違いが話題となっている。重要な変更ポイントだ。

うちでは、バッテリーの膨張で変形していたり飲み物をこぼした事があったりで、打鍵感がポンコツだったので、感想は「新しいキーボードは 最高だぜ!!!」のひとことです。😄

 

 

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MacBookPro(2020)を最初に起動したら、移行の作業をする前に、まずTimeMachineでいちばん最初の状態から記録をとりはじめる。次にファイアウォールをオンにして、セキュリティ・ソフトをインストール。
まず、ここを気をつけなければいけない時代になってしまったなあ。

そしてOSX 10.15 Catalinaを 10.15.5 にアップデート。

 


古いMacBook Proから設定やアプリやファイルの転送と同期は、今回はネットワークごしに移行アシスタントを使って実行した。有線でターゲットディスク・モードで移行をするにはThunderbolt 3(USB-C)とのアダプタが必要で、これがけっこう高い。

ネットワークごしに移行をはじめたところ「終了まで15時間」と表示されたので、1日以上を覚悟していたんだけど・・・、実際には6時間ほどで終了。良い意味で拍子抜けだった。

ストレージ(500GB)は8割ほど埋まっていた。FileVaultは設定していない。

 

 

新しくなったMacBook Proで iCloud へログイン。

そして、パスワードの入力、ユーザーIDとパスワードの入力、ライセンス認証、アクティベーション、パスワード入力・・・が続く。
新しいハードウェアでの最初だけの手続き、あるいは儀式とはいえ、もうちょっと簡単にならないかなあ… 😔

ディスクアクセスのセキュリティも強化されたので、エディタでこのテキスト(下書き)を保存する時にもディスクアクセスの確認画面が表示されていた。
これは、うっかりしていても、システム環境設定>セキュリティとプライバシー>プライバシー>ファイルとフォルダから編集ができる。 

 

主なソフトのアップデートもとくに問題なく終わった。

OSのアップグレードというと、クラッシュしたり、変な悪さをしていたり、ソフトメーカー側の対応が遅かったりダメだったり、サポートの対応はアレだったり、とトラブルがつきものだったけれども、使いやすくなったものだ。🙄

 

Catalinaに対応していなかったソフトをアップグレードする、またはAppCleanerを使って設定ファイルも含めて削除している。

あらためてライブラリなどシステム関係フォルダの中を見てみると、ゴミが多いなあ。ホントは引っ越し前に行っておくべきだったが、今回は時間がなかったので引っ越してから整理をしている。1年に数回使うていどだけど他に変え難いソフトがあるのが悩ましい。

 

そして、 iTunes・・・🙄

iTunesメディアライブラリが、ミュージック(Music.app)、ポッドキャスト(Podcasts.app)、ブック(book.app)、TV.app に分割された。
iPhoneやiPad のコンテンツの管理や同期は、これからはFinderで行われるようになる。

肥大化していたから仕方なかったんだろうけれども・・・、新しいマシンで、いちばん戸惑っているところだ。

ほかがスムーズに移行できているので、際立って、面倒くさく感じている。コレ、なんとかしろよ。

 

 

その他、気になった不具合。

Google Chromeの保存していたタブの情報が移行されていなかった、あるいはChromeの最初の起動&終了時に消えた。
仕方ないので、もとのMacBookProから、~/Library/Application\ Support/Google/Chrome を手動で丸ごとコピーして置き換える。
Google Chromeを起動して、環境設定>起動時>「前回開いていたページを開く」と設定しなおす。履歴から、Chrome起動時に開きたいタブ(個数)を開いて復旧した。拡張機能も移行されていなかったので、こちらは改めて再インストール。

 

なぜか、SimpleText書類など文書ファイルの中に(多分、1%未満)、タイムスタンプが移行した日付に変わったものがあった。
写真app でも、iPadと写真を同期させたところ、すでに読み込んだはずの古い写真が数枚、移行した日付に変わっていた。
原因不明。実害は無いので、とりあえず、放置。

もとのMacBook ProのFinderでファイル数とサイズをチェックしてみたところ、移行時の取りこぼしではないようだ。

 


ダッシュボード(dashboard) が廃止されたのが、地味に痛い。

通知センターで代用は難しいし、何か代替手段がないか調べてみないと。

 

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