活動量計 "Fitbit Charge 2"が突然壊れたので、 "Fitbit Charge 4"を購入しました。
1週間使ってみての使用感、"Charge2"との違い、"Charge 4"のレビューのようなもの。備忘録メモ兼。
("Fitbit Charge 3"は使っていないので、すでに搭載されていただろう機能も書いています)
"Fitbit Charge 4"の箱を開けると、本体、専用充電ケーブル、長・短の2種類のリストバンドが入っています。
"Charge4"本体の重さは12gで、リストバンド(長い方)込みで28g。"Charge2"本体の重さは16gでリストバンド込みで33gほど。"Charge2"本体はステンレス+樹脂、"Charge3"本体はアルミニウム+樹脂。"Charge4"では本体の金属部分のほとんどが(全部?)樹脂に置き換わったよう。
横のボタンが誘導形近接センサによる非接触ボタンに変わりました(Charge3から)。
簡単な目次。
- セットアップとアップデート。
- バッテリー・ライフ、GPS使用時は最大5時間?(←違います)
- GPS内蔵、ロシアのGLONASSにも対応。
- ”Charge2”の充電ケーブルやリストバンドは使えない。
- MacBook Proで同期は出来なかった。
- 推定酸素変動量
- その他
Fitbit charge2 、壊れた。 約3年 | 前兆など備忘録メモ - pelicanmemo
Ads by Google
Fitbit Charge4 GPS搭載フィットネストラッカー Black/Black L/Sサイズ [日本正規品] FB417BKBK-FRCJK
- 発売日: 2020/04/14
- メディア: エレクトロニクス
活動量計(アクティビティ・トラッカー) "Fitbit Charge 4" が、"Charge 2"と違うのは、防水能力の向上(Charge3から)と、GPS内蔵でGLONASSにも対応(Charge4)、推定酸素変動量、Fitbit Payに対応(対応カードはSony銀行)、その他にもディスプレイの時計やデータ表示の見た目を変えたり、使っていないアプリをアンインストール(再インストールも可能)ことが出きるようになりました。
よく見る情報にアクセスしやすいよう、スワイプした時に表示されるアイコンの順番を変えられるようにもしてほしいですね。
セットアップ
最初のセットアップには、アップデートも含めて40~50分かかった。回線速度が早ければもうちょっと短くなるかもしれない。
日本語訳がちょっとおかしいのはご愛嬌。🙂
"Fitbit Charge 4"へ更新するのに15分ほど、本体アップデートに30分ちょっと。途中で突然ペアリングがはずれてBT検索で見つからなくなるなど少しトラブる(原因は不明)が、本体を再起動させて、iOSのBT登録からも削除して、ふたたび探すと見つかった。
最初、操作の仕方ですこし戸惑いましたが、基本は”Charge2”と同じなのですぐに慣れました。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
バッテリー
バッテリーの消費量は、1週間使ってみたところ1日に12~16%減少(GPS未使用)。充電無しで7日以上もつでしょう。
ただ、"Fitbit Charge 4"の日本語公式ページの説明を見ると、
(Fitbit公式サイトよりスナップショット画像取得。赤枠・点線などはブログ管理人による)
長い電池寿命
バッテリーライフは最大 7 日間(GPS 使用時は最大 5 時間)。Charge 4 なら、より少ない充電回数でさらに多くのアクティビティを楽しめます。
(赤字強調は管理人による)
と書いてあり、GPSを使用するだけで最大7日間から最大5時間に、(30分の1になるわけはないので誤訳か打ち間違えと分かるけれども)ちょっとびっくり。
英語版のマニュアルによると、普通の使い方でGPSを使用した場合にバッテリーは約4日もつそうです。
Using built-in GPS impacts your tracker's battery life. If you use GPS tracking regularly, Charge 4 has a battery life of about 4 days.
https://staticcs.fitbit.com/content/assets/help/manuals/manual_charge_4_en_US.pdf
--(追記:2022/12/17)------------------
リストバンドの取り付け部が壊れました。その記事を書いてるときに、レビュー記事でGPS使用時のバッテリーのもちについて書いたことを思い出したので追記。
自転車でのツーリングでGPS使用して長時間使ってみたところ、実測で1時間あたり30~35%減っていました。GPS設定は「ダイナミック」で「GLONASSはオフ」。
日本語公式の”5時間”が正しかった。
--(追記ここまで)--------------------
GPSはデフォルトで”オン”になっています。
いつもの近所や、運動公園でのランニングにGPS記録はいらないかな。
ON/OFF設定は、時計画面で左にスワイプして、エクササイズ・アプリを実行。→”ラン”、”バイク”、”屋外ワークアウト”、”ウォーク”でそれぞれ設定できるので、上にスワイプしてGPSオン/オフをそれぞれ設定。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
GPSとGLONASSとバッテリー消費
「設定」アプリの中の”GPS設定”で、GPS使用時のバッテリー消費に影響を与える設定変更が出来ます。「設定」アプリは、時計画面で左にスワイプしていった一番最後にある。
GPSモードは3つ(ダイナミック、スマートフォン、内蔵GPS)から選べます。”ダイナミック”は、スマホが近くにあればスマホから、なければ内蔵GPSからオート選択する。
また、"Fitbit Charge 4"は、ロシアのGNSS(衛星測位システム)”GLONASS”のオン/オフが選べるようになっています。(QualcommのSnapdragonチップセットを使っている?)
”GLONASS”をオンにすると、GPS衛星30数基に加えてGLONASS衛星20数基が増えるのでGPS信号をつかまえやすくなるけれども、その分バッテリー消費が増える、ということですね。内蔵GPS使用時に限ります。
GLONASS
内蔵GPSを使用したエクササイズでは、この設定は、Charge4がGPS信号を見つけるのにかかる時間を短くし、GPS性能を向上します。
注意:このオプションは、トラッカーのバッテリー駆動時間を短くします。
Fitbit デバイスでGPSを使うにはどうしたらいいですか?
How do I use GPS on my Fitbit device?
”低電力モード”をオンにすると、その内蔵GPSの信号サーチの頻度が減り、GPS性能は落ちるけれども電力消費が減るということなのでしょう。
低電力モード
内蔵GPSでのエクササイズが1時間以上続く場合、この設定は、Charge4のバッテリー駆動時間を長くします。内蔵GPSの性能を高めるには、低電力モードオプションをオフにします。
注意;このオプションをオフにするを、トラッカーのバッテリー駆動時間が短くなります。
"Fitbit Charge 4"の充電には専用充電ケーブルが必要なので、数日間の、連泊での登山・ハイキングやキャンプ、旅行などで、GPS記録ほしいときはバッテリーが気になります。GPSモードはスマートフォンに設定して、念のためGLONASSはオフにし、低電力モードもオンにしておくのが良さそうかな。
Fitbit Charge4 GPS搭載フィットネストラッカー Black/Black L/Sサイズ [日本正規品] FB417BKBK-FRCJK
- 発売日: 2020/04/14
- メディア: エレクトロニクス
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
”Charge2”の充電ケーブルやリストバンドは使えない
"Charge2"の充電器は流用できません。接点の位置が違います。残念。😔
リストバンドも"Charge2"対応品は使えません。取り付けるパーツが大きく変わっています。
"Charge2"のリストバンドは、カチッとはめるパーツ(金具)がリストバンドの方に付いていたけれども、"Charge4"では樹脂製で本体の方に付いている。
下の画像は、左側が"Charge4"本体で、右側がはずしたリストバンド。
本体とリストバンドを繋げるパーツは、"Charge2"では金属製でガッチリと固定されるので脱落の心配はほとんどありませんでしたが、"Charge4"は緩く、本体とリストバンドの間に隙間ができていてちょっと不安に感じますね。
さらに、もし、その接続パーツが壊れたら「本体を買い替え?」と不安ですが、小さなプラスねじが付いているのでそのパーツだけの交換修理が可能なのかもしれません(Fitbit公式には未確認)。
軽量化のツケ? 機能強化に対して他でコストカット?
もしかしたら、たまたまハズレをひいただけ?
それとも実は充分な強度があって、必要以上に恐れている?
軽量の活動量計(アクティビティ・トラッカー) は、Appleウォッチなどのスマート・ウォッチと重なる部分があるので、いろいろ試行錯誤をしているのでしょう。壊れないでほしいものです。
リストバンドは、"Charge2"の約3年間に2回交換しました。1回目(純正品)はその固定する部分の(リストバンド側の)パーツのプラスチックが壊れて(剥がれて)固定できなくなったので交換、2回目(ネット通販で適当に選んだ製品)はリストバンドの真ん中あたりが横にヒビ割れてきたので交換。
Fitbit Charge 4 さらに進化した健康を旅するトラッカー
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
”Fitbit Connect”で同期ができない
macOS 10.15 Catalina に”Fitbit Connect”ソフトをインストールしても、うちの環境では"Fitbit Charge 4"の同期は出来ていません(バージョンは最新の”2.0.2.7241”)。
"Charge2"を使っていた時も途中から起こったトラブルで、"Charge4"になれば解消されると期待していたのですが・・・
メニューバーの”Fitbit Connect”アイコンから同期しようとすると「USBハードウェアキーが見つかりませんでした」と表示されてデバイスが見つけられず同期できない。
”Fitbit Connect”メインメニューから実行してみても、「Bluetoothをオンにしてトラッカーを同期してください」と表示されて失敗する。
登録するデバイス一覧に”Charge 4”が表示されていないし・・・
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
推定酸素変動量
睡眠時の血中酸素濃度(SpO2)を測定する機能ですが、あくまでも”推定酸素変動量”を示すものです。FDA(米国食品医薬品局)からの認可は未だで、厚生労働省の薬事法の認可も無いので、医療検査機器としては製造販売は出来ません。医療用途には使えません。
睡眠時の安定した呼吸が出来ていない場合に、”推定酸素変動量”の変化が大きくなるのでしょう。
”Fitbit Charge 4”と”Fitbit Versa 2”とを同時に使って比較した人のブログ記事によると、必ずしも同じ結果とはならず、「推定酸素変動量のグラフは参考程度に使うのがいいでしょう。」と書かれていました。
【検証】Fitbitの睡眠データは利き手と非利き手で違うのか? | ハバタクリケイ
推定酸素変動量とは何ですか?
推定酸素変動量は、血中酸素飽和度の変化を推定したものです。血中酸素飽和度の測定は、何パーセントの血液が酸素で飽和しているかを測ります。典型的には、95~100%です。エクササイズや睡眠の間でも、酸素レベルは相対的に一定値をとる傾向があります。息を止めたり、他に肺に問題があると、酸素が体内に入らなくなるので飽和レベルは下がり変化は大きくなります。(出典。
お使いのFitbitデバイスは医療用途ではありません。すべての質問や健康に関する問題は、医療の専門家に必ず相談してください。
fitbit製品の動脈血酸素飽和度(SpO2)測定について | 【続】何か色々な事をつらつらと…
その他
Fitbit Pay
”Fitbit Pay” はVisaのタッチ決済で、日本で対応しているのはソニー銀行だけ。
スマホを持たないランニングの途中に、コンビニで買い物をしたい時には便利かもしれない。海外旅行の予定はたたないしなー
暗証番号は、Fitbit Payだけで有効になります(他の選択肢がない)。
Fitbit Pay に対応している銀行 & 交通機関リスト
タッチ決済「Fitbit Pay」、ついに国内で提供開始。ソニー銀行と連携 - Engadget 日本版 (2020年07月7日)
FitbitPAYが日本でついに始まる | Fitbitファン