(DAWR)
東欧やロシア西部、中国で発生が続くアフリカ豚コレラ。
周辺の国でも、空港や港で、中国からの旅行者・渡航者が持ち込んだ豚製品(ソーセージや餃子など)から、アフリカ豚コレラ(African Swine Fever(ASF))のウイルスのDNAが検出されている(アジアではこれまでに、韓国、日本、台湾、タイで発表があった)。
オーストラリア連邦政府農業・水資源省(Australian Government Department of Agriculture and Water Resources; DAWR)は1月17日、国内に違法に持ち込まれようとしていた旅行者の手荷物や国際郵便から見つかった豚製品、152サンプルのうち6つでアフリカ豚コレラ(ASF)のウイルスを検出したと発表した。
Keeping Australia free from African Swine Fever - Department of Agriculture and Water Resources
Protecting Australia from African Swine Fever - Australian Animal Health Laboratory (AAHL) - CSIRO
農業・水資源省のバイオ・セキュリティ部門の責任者Lyn O’Connell氏は、押収された豚製品の中からウイルスが発見されても、「オーストラリアに、アフリカ豚コレラ(ASF)は無い」という状況は変わらない、しかし、(ASFウイルスを検出という)分析の結果は、オーストラリアの厳しいバイオ・セキュリティ(防疫対策)を継続的に守ることの重要性を示していると話している。
アフリカ豚コレラ(ASF)を防ぐため、帰国者や旅行者、国際郵便を送る人を含む全ての関係者が、この脅威に対応するため、防疫での役割を果たすことが求められていると、注意を即した。
オーストラリアは、空港などでの入国前の検疫がとても厳しいことで有名だ。
オンライン購入でも、豚肉・豚製品をオーストラリア国内へ持ち込むことは出来ない。
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