(上海海洋大学)
中国の1万m級"超深海"有人潜水艇「彩虹鱼」研究開発計画。
計画では、5000トン級の科学調査母船「张骞」号と、深度11000mに潜航する、有人潜水艇「彩虹鱼」号と深海底着陸器3台、無人潜水艇1隻を連携させて運用するための研究開発が行われている。
(*)11000m級とも呼ばれる。
中国、1万m級超深海有人潜水艇「彩虹鱼」のデザインが - pelicanmemo
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先日、研究開発母体の1つである上海海洋大学・深渊科学技术研究中心が、南シナ海の水深4000mでの、深海底着陸器と無人潜水艇の最初の技術実証試験を開始した。
1ヶ月余をかけて、2016年に計画されているマリアナ海溝での潜航のための予備試験を行う。
我校深渊科学技术研究中心研制的11000米彩虹鱼深潜器赴南海海试(9/23|上海海洋大学)
住宅バブル真っ盛りの景気の良い時期の中国としても、かなり意欲的な計画だ。
将来的には国家計画への採用を目指しているが、いまのところは、学・財・民の共同事業で、発起人が私費(借入金)を投じたり、企業や大学、民間からの寄付、スポンサーを募るなど、資金繰りでちょっと苦労しているような報道もでている。
バブルがはじけた?中国で、これからどうなるのか、案外何ともないとか?、少し気になっている。
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