ネットで海上保安庁や中国の海警局、沿岸警備隊について調べていると、ツイッターでたまに米海軍の灯台ジョークを見かける。
カ「警告する。こちらはカナダ沿岸警備隊。このままでは貴船と衝突する。直ちに舵を切れ」 ア「それはできない。こっちは米軍だぞ。そちらが舵を切れ」 カ「それは不可能だ。そちらが舵を切れ」 ア「こちらは太平洋艦隊だ」 カ「こちらは進路変更できない。港湾事務所だ」 ア「あ、そなの?」
— メモノメモ (@pelicanmemo) 2015, 9月 26
カナダでなく、スペイン版もあったのでちょっとメモ。
(冒頭のツイートは、この記事を書くために自分のアカウントで転載したものです。)
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灯台が港湾事務所になっているが基本は同じで、米海軍の横柄さを風刺したものとなっている。古くは1930年代のロンドンの週刊誌のマンガに載っていた、歴史あるジョーク、都市伝説だそうだ。
Lighthouse and naval vessel urban legend - Wikipedia
snopes.com: Lighthouse and Aircraft Carrier
"The Lighthouse Joke" - The U.S. Navy(米国海軍)
このスペイン版があった。さらに練り込まれていて、米国の横柄さに対する感情をよく表している。
ビール会社のサンミゲルがCMにしちゃってました。動画2分(英語)
San Miguel - Boats. Gallegos Versus Americanos - YouTube
グリンゴ(アメリカ人):こちらは RICHARD JAMES HOWARD 艦長。米国海軍の空母「LINCOLN」の指揮官だ。海軍で2番目に大きい戦闘艦である。
我々は巡洋艦2隻、駆逐艦6隻、潜水艦4隻で編成されている。
命令する。進路を北に15度変更せよ。もし従わない場合は、必要とされるあらゆる手段をとらなければならない。(ドヤ顔)(沈黙)
スペイン(ガリシア人):こちらは Juan Manuel Salas Alcantara 。2人だ。我々は犬と、ビール2本と食べ物で編成されている。
動くことはできない。
こちらはスペインの海岸にある灯台である。
元ネタはこちらでしょう。イラク戦争をモチーフにしていて、さらに過激です。スペイン語(英語字幕付き)でどうぞ。動画3分半
Real story - Us Navy Vs Light House - MUST WATCH - YouTube
Conversación verídica entre yanquis y gallegos - Taringa!
その他の国のバージョンも、探してみたらあるかも。
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