A biker's GoPro camera captures his 250-foot fall off a cliff, and he survived! https://t.co/1GheX7K0m4 pic.twitter.com/l1Scgf0wzw
— Inside Edition (@InsideEdition) 2017年8月11日
8月はじめ、米国のカリフォルニア州で、マシュー・マレー(Matthew Murray)さん(27歳)が、バイクで走り馴れた山道を時速40マイル(約64km/h)で走っていたところ、車両トラブルが原因で道路からはずれ、崖から約80m下へ転落するという映像とニュースがありました。
バイクにはアクションカメラ(GoPro)がついていたため、崖へ転落するところから転落した後のマレーさんの助けを求める声などが撮影・録音されていて、衝撃的なニュースとして話題になりました。動画共有サイトでも広く転載されています。
マレーさんは崖を必死でのぼり、道路を通りかかった男性が911に通報。病院に搬送されました(骨折などの怪我で入院中)。
ここまでが日本語でニュースになっていたことです。その後、どうなったのか?
その崖から転落する動画は、目にされた方も多いことでしょう。(閲覧注意)
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Caught On Tape: Motorcyclist Flies Off Cliff, Lives To Tell About It - YouTube
Caught On Tape: Motorcyclist’s Flies Off Cliff, Lives To Tell About It « CBS Los Angeles
マレーさんは、鎖骨・肩甲骨、肋骨、尾骨・寛骨・骨盤を骨折。両方の肺が破れ、胸骨や仙骨も骨折。樹木がクッションになったのかもしれません。生還できたのが奇跡的な状況でした。
さらに悪いことに、緊急医療保険 (emergency medical insurance) がちょうど失効していたため、充分な治療・リハビリを受けられないまま、退院を余儀なくされてしまった。
教訓:
車・バイクを運転するとき、任意保険の期限は確認しよう。
外国に行くときは、海外旅行損害保険には必ず入ろう。(補償の範囲にも気をつけよう)
サポートなしで歩くこともトイレに行くこともできず、充分な治療とリハビリが必要な状態が続いています。
そこで友人たちが、彼と家族の金銭的な負担を少しで軽くしたいと、オンライン寄付サイト "GoFundMe"で立ち上げ、寄付を募っています。
Fundraiser for Melissa Mountain by Josi Phillips : Motorcycle Crash/Healing Rehab Fund
ここで気になるのは、この衝撃的な映像がテレビ番組「Inside Edition」などで取り上げられていて、動画共有サイトでもコピー動画がたくさんありますが、それらの動画閲覧による広告収入の一部でも、マレーさんの医療費にまわっていないのでしょうか?
近頃、ツイッターやSNSで個人が公開した動画に対して、マスコミ関係者からの使用許可を求めるツイートの山や、動画の放送が撮影者の許可無しで使われたなど、物議をかもしています。
オンライン寄付サイトが出来たり、個人への小額の寄付・カンパ・投げ銭などの仕組みが出来たのは、今の社会に合わせた進歩と思います。それでも、事故という身近な話だけに、もう少しなんとかならないものか色々とモヤモヤしたものを感じます。
その「なんとか」のひとつが保険なわけですが、もうちょっとこう、なんとかならないものかなあ・・・😕
Biker's GoPro Camera Captures His 250-Foot Fall Off Cliff, Which He Survived
Caught On Tape: Motorcyclist’s Flies Off Cliff, Lives To Tell About It « CBS Los Angeles
Fundraiser for Melissa Mountain by Josi Phillips : Motorcycle Crash/Healing Rehab Fund