【お知らせ】中国の祝日、国慶節で楽しく過ごした後のお土産選びは慎重に!中国では、アフリカ豚コレラや鳥インフルエンザが発生中です。日本への病気の侵入を防ぐため、ソーセージやハム、もみじ(鶏足)などの肉製品は持って帰れません。詳細はこちらhttps://t.co/yxVyE8aO7j pic.twitter.com/EbmvXeL169
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) September 28, 2018
中国(中華人民共和国)は、10月1日の国慶節の祝日に合わせて1週間近い連休です。
日本への中国人観光客や、日本居住者への訪問と手土産、あるいは帰郷した後に再来日する中国の人もおられることでしょう。
農林水産省・動物検疫所は、特に「国慶節」に焦点を合わせて、肉製品や動物由来製品のほとんどは、持ち込みが禁止されていることの注意情報を出しています。
もしかしたら、なんとなく、"お役所"は、"配慮"や"忖度"をしそうなイメージがあるのではないでしょうか? にもかかわらず、この、ピンポイントで警戒を促す対応。
それだけ、危機的な状況に直面しています。ご注意ください。
肉製品の日本への持ち込み
現在、中国では、豚やいのししの病気であるアフリカ豚コレラが発生中です。
また、口蹄疫や鳥インフルエンザなど、牛や鶏などの家畜の病気も発生しているため、これらの病気の侵入を防ぐため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。
不正な持ち込みは、罰則の対象となりますのでご注意ください。
(赤字強調は管理人による)
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http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/pdf/fmd_ai_jpencnkr_leaflet.pdf
動物検疫の対象かどうかを確認
偶蹄類の動物(牛、豚、山羊、羊、鹿など)、馬、家きん(*)、犬、兎、みつばち由来の以下のものが対象です。
*家きん:鶏、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥及び七面鳥並びにあひる、がちょうその他のかも目の鳥類
肉・臓器
生、冷蔵、冷凍、加熱調理済みの加工品など、いかなる形態のものでも動物検疫の対象です。
加工品の例:ジャーキー、ハム、ソーセージ、ベーコン、肉まんなど
卵(卵殻を含む)骨、脂肪、血液、皮、毛、羽、角、蹄、腱
革のバッグ、羊毛のセーターなどの完成品は対象外です。
生乳、精液、受精卵、未受精卵、ふん、尿
乳製品(携帯品を除く。詳しくはこちら。)
穀物のわら、飼料用の乾草(一部の地域)
時期的に、月餅には豚肉や卵を使用したものもあるので、それも載せるか、もし書類で難しいのなら、ウェブサイトやSNS情報で付記してほしいところですが・・・😋
中国(中華人民共和国)では、豚やイノシシの病気である"アフリカ豚コレラ"(African Swine Fever, ASF)、が、アジアではじめて発生しています。(豚コレラ(古典的豚コレラ(Classical Swine Fever, CSF))や、牛の病気の口蹄疫、家禽の鳥インフルエンザの発生も)
アフリカ豚コレラ(ASF)に有効な治療法やワクチンは未だ無く、周辺国へのウイルスの拡散が危惧されています。
韓国の国際空港では、ASF発生した遼寧省からのフライト便で帰国/入国した旅行者の、手荷物のソーセージ・腸詰めから、 ASFウイルスのDNAが検出されました。水際で食い止められました。(税関・検疫所での発見は氷山の一角です。)
台湾(中華民国)では、10月10日が建国記念日の国慶節休暇。
台湾では、H5N2鳥インフルエンザの発生の発表が続いています。
日本メディアでは、どこかに"忖度"したのかニュース性が無いと判断されたのか・・・、ほとんど報道されません。
台湾のデング熱や狂犬病など、日本語でも周知された方が良い感染症情報などあるのですが・・・
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