（新华网より）
11月10日、中国海警局の3000トン級「海警46305」が３日間の予定で、ベトナムのハイフォン港を公式訪問した。中国海警局が正式発足してから、所属する船舶が、南シナ海の周辺国家を公式訪問するのははじめて（外国への公式訪問は、今年６月にはじめて、韓国の済州島へ「海警21115」が訪問している）。
11日には船内の一般公開が行われ、現地の住民や在ベトナムの中国企業関係者など約200人が乗船した。
中国海警舰船首次访问越南 - 新华网
中国海警舰船首次访问越南（高清组图）-新华网
Thăm Tàu Cảnh sát biển 46305 Trung Quốc（中国沿岸警備隊の46305艦、訪問）
中国海警局の公船のベトナムへの訪問は、8月に中国の北京で行われた、中国海警局の孟宏偉（孟宏伟）局長（公安部副部長、国家海洋局副局長、等を兼任）と、ベトナム沿岸警備隊のグエン・クアン・ダム（Nguyen Quang Dam、阮光淡）司令官との第一回会談で交わされた会議紀要（中越海警第一次工作会晤会议纪要）に記された重要事項のひとつ。
第二回会談は、2017年にベトナムで開催される予定。
【中国海警局】 孟宏偉局長、ベトナム沿岸警備隊の司令官と第一回会談 - pelicanmemo（2016-09-02）
「海警46305」は、いわゆる"漁政型"3000トン級海警船で武装船、単管30mm機関砲１基、12.7mm機銃を搭載したRWS４基を装備する。
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