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海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

健康診断で要精密検査 | 3週間の改善で、LDLコレステロールが半減、総コレステロールが4割減、中性脂肪が6割減、というお話。

オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン ホワイト HBF-214-W

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春、暖かくなってきました。

新年度になると、新しい職場での健康診断を受けられる人や、昨年の健康診断の結果が悪くて、生活習慣や食生活を変えるよう指導があり少し気が重い人もいるのではないでしょうか?

実は当ブログ管理人、昨年の健康診断で、血液検査の脂質代謝に「要精密検査」の結果が出てしまいました。

総コレステロール(TCHO) が約300mg/dL
LDLコレステロール(LDLC) 約200mg/dL

と、かなり高い。
脂質異常症(高脂血症)と診断される数値です。
 

本当は病院に行って、精密検査を受けた方が良かったのでしょう。
しかし考えられる原因が、足を怪我したあとの運動不足と治った後も怠けてた事、食生活(飲酒含む)の不摂生しか思い付かなかったので、自分で生活習慣と食生活の改善プログラムを考えて実行してみました。(病院で指導されそうなことを、やっただけです。)

3週間続けた後に、自宅で採血する血液検査サービスを使って調べてみたところ、

総コレステロールが、4割減
LDLコレステロールが、半減
中性脂肪が、6割減

面白い結果となったので、これについて少し。

 

・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
本当は、その健康診断の書類の画像を載せる方が良いのでしょう。当ブログのスタンスからもそう思います。しかし、もしかしたら、紙の書類の書面のスタイルだけでどの地域のどの業種とか、分かる人には、色々と分かってしまうかもしれない。

ここは"匿名"でやっているブログでアカウントです。
健康診断の血液検査の結果の画像は載せず、検査結果の数値も四捨五入して書いています。

データのソースが無いから信じられないという方は、この先は読まずにお帰りください。😊 

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この記事は、健康やダイエット本やネット記事で見かけるような「こうすれば、コレステロールが半減する!」とか「中性脂肪を減らすには〜をしなさい!」と言いたい記事ではありません。😊

被験者は成人男性1人です。
自分で、自分の健康を考えて、自分の食生活の改善計画を考えて試してみたところ、結果が面白かったので、その感想を書いているだけです。

この先の内容を読んで、興味をもって試してみられたとしても、同じような結果になるとは限りません。個人差は必ずあります。

健康診断の血液検査と自宅で採血する血液検査サービスとでは、分析方法が違うので、結果に違いがあるのかもしれません。

そこで、記事タイトルは「〜というお話。」として、個人的感想としました。ネットの中の知らない奴が「こんなこと言ってるよ」と、話半分で読んでいただければ幸いです。

<以上、予防線、終了。😊>(近頃、健康ネタはいろいろとメンドクサイ)

・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

 

何ひとつソースを載せないというのは、当ブログのスタンス的にも気分が良くありません。ひとつだけ載せておきます。

20180313064617
(このウェブサービスのセキュリティがザルだったらいやなので、検査結果の数字の1ケタをマスキングしました。検査結果の数字は四捨五入😊しています。)(赤字部分は管理人による) 

自宅で血液検査「スマホ de ドック」を使ってみた。 生化学14項目検査 - pelicanmemo 

 

・結果

LDLコレステロール :約200mg/dL → 約110mg/dL(基準値内)、半減(45%減)、
HDLコレステロール:約60mg/dL   → 微増。ほとんど変化無し。(基準値内)
総コレステロール :約300mg/dL → 4割減(基準値内)
中性脂肪     :約100mg/dL → 6割減(基準値内)

 

最初は、この血液検査の結果を疑いました。
しかし他の検査項目の結果は、健康診断の結果とだいたい同じ。もう1度試すには、この血液検査キットのお値段は少し痛い。
ここを信じないと話が始まらないので、この結果が正しいとして"お話"を進めていきます。

 

実は当ブログ管理人、健康診断の結果が少しくらい悪くても、医者に注意されない程度だったらえーじゃないかと、けっこう "てきとー"なヒト です。ここ数年も、問題視されないあたりの少し高めの数値だった(HDLコレステロールは基準値範囲の真ん中あたり。血圧はごく普通(むしろ低め))
コレステロールの上限とされる値については、賛否や意見がいろいろあると聞きますし。

結果が予想よりも高めになったら、次の健康診断の前に少し頑張って摂生する程度。
体重もBMIが25を越えず、2年前に買ったジーンズが穿ければ良いと思ってた。

 

しかし、要精密検査が出てしまい、2年前のジーンズもパツパツだったので、食生活と運動などを次のように決めました。そして3週間たったところで、血液検査をしてみた。

 

・運動
普段は、運動の習慣は特になく、怪我した後はやや運動不足。体脂肪率が24だったので"軽い肥満"にあたる(内臓肥満型)。BMIは25未満。

これを、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を毎日行うことにして、普段の生活よりもさらに、消費カロリーが300kcal以上多くなるようにする。

活動量計「Fitbit Charge 2」は、運動で消費したカロリーを解析してくれるので役に立ちます。昼休みにウォーキングで100kcal消費出来たなら、夜に軽くジョギングして補うなど、見える化して調整。

活動量計「Fitbit Charge2」、数ヶ月使った使用感。 心拍数、睡眠ステージ、運動の自動解析など。 - pelicanmemo  

 

・食事
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の積極的な摂取
普段の食生活は、軽い糖質制限(ご飯やパンの量を半分に減らす程度)。3食食べて、野菜や肉もしっかりと食べる。魚は週3〜4食だった。飲酒あり。喫煙なし。

この食生活を、毎日、刺し身や焼き魚、魚の缶詰など1食以上を魚料理に変更。魚はDHAやEPAが多い青魚で、白身魚やシャケは数に入れない。少なかった日は、DHA+EPA(オメガ脂肪酸)サプリで補助。
1日あたりのDHA+EPA摂取量を2000mg以上になるようにする(サプリだけで充足はさせない)

実際には、魚料理は1日2食がほとんどで、DHA+EPA摂取量が3000mg以上の日もあった。
食べる量は、意識して変えないようにしていたが、主なたんぱく源を肉から魚に変えたことで、1日の摂取カロリーは少し減っていたかもしれない。

DHAを含む食材:DHAを豊富に含むお魚や缶詰 | DHAのチカラ | マルハニチロ株式会社

 

・飲酒量の管理
3週間の完全な禁酒はしていません。

辛いと続けられませんから、週末にビール1缶かワイン1〜2杯くらい飲ませてよ。😊

 

・肝臓いたわる薬を摂取
普段、マルチビタミン・ミネラルのようなサプリを飲むことがあります。その習慣は変えていません。

γ-GDPが少し高めになっていた(基準値内)ので、ついでに、近頃気になっていたウルソデオキシコール酸(UCDA)の、タナベ医薬品「ウルソ」(UCDA 50mg)を追加して1日1錠。

【第3類医薬品】タナベ胃腸薬ウルソ 60錠

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・見える化
体組成計で毎朝計って、体重、体脂肪率、体骨格率、BMIや基礎代謝などを記録して、グラフにして、成果の見える化。
活動量計「Fitbit Charge 2」で、運動と心拍数と消費カロリーの、成果の見える化。

 

最初の1週間で2kg減量(脂肪でではなく、むくんでいたのが抜けたのでしょう)。
次の2週間で、1kg減量。
血液検査の採血を終えたら、食生活(飲酒含む)と運動習慣とが、どんどん怠けていった(苦笑)。その後は体重と体脂肪率とBMIはゆっくりと減っていき、時々少し増えたり、時々少し減ったり。
リバウンドはしていません。

オムロン 体重体組成計 カラダスキャン HBF-230T-SW スマホ対応

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読んでみて分かると思いますが、ほんとーに、大したことはしていません。😊
「なんで、こんなに良い結果になったの?」と、誰か別の人の検査結果と取り違えたんじゃないかと疑うくらい。 

では、何が一番効いたのか?

節酒と運動など複合的な結果と、見える化だったのではないでしょうか。

肝臓が、アルコールの分解に使っていたリソースをコレステロールの方に回して、そこにDHA+EPA、さらにウルソデオキシコール酸(UCDA)が肝臓に直接作用して、胆汁酸の分泌を促進した。
γ-GDPもかなり下がっていた(基準値内の下の方)
もしかすると、胆石が出来かけていて胆管が通りにくくなっていたのかもしれません。それも改善された?
 

始める前は、総コレステロールとLDLコレステロールが「1〜2割低くなっていたらラッキー♪」くらいで考えていました。ところが、予想以上に下がっていたので驚いています。

今度の健康診断と結果が楽しみ。😊

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それと、近頃なにかと話題の「水煮缶」。

我が家では、朝食に必ずお吸い物が出ます。そこに非常食のストックのサバやサンマの水煮缶を、缶の半分(DHA+EPAが1000mg近くになる)入れて食べていました。鍋で加熱はせず、お椀に汁ごと入れていたので、缶詰の中のDHA+EPAを余すところなく摂取できたでしょう。

 

水煮缶というと、この本が話題らしいので読んでみました。

書いてある事とは、違う結果もありました。

血管を強くする「水煮缶」健康生活

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  • 作者: 女子栄養大学栄養クリニック,田中明
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2014/06/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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サバやサンマの水煮缶を、各社とりまぜて10数種類の製品を食べてきました。

水煮缶を3週間食べ続けても、善玉コレステロール(HDLコレステロール)は増えませんでした。
(DHAやEPAの摂取の研究結果らしいです。どこの研究なのでしょう?)

水煮缶は、魚や切り身を使うよりは生ゴミは減りますが、食べた後の缶を洗っていると、流しの水切りネットがいつもより早くどろどろになったそうです。缶を洗う前に、ティッシュやキッチンペーパーで拭いて吸わせて捨てるなど工夫が必要でしょう。

サバの水煮缶のほとんどは、100グラムあたりの塩分(食塩相当量)が1グラム前後(0.7~1.2g)入っています。内容総量は150〜180グラムの製品が多く、1食あたり缶半分(DHA+EPAが1000mg近くになる)を食べると食塩は1グラム弱(0.7~1.0gあたり)摂取となります。
中には、咀嚼すると「うわ、塩からっ!」という製品もあった。

お吸い物や味噌汁、スープの塩分と合わせるとけっこう多いので、出汁をきかせて使う塩を減らすなど、工夫が必要でしょう。
(世界保健機関(WHO)は食塩摂取目標を、1日5グラムとしています。日本では、男性は1日8グラム未満,女性は1日7グラム未満。)

 

水煮缶の中には、100gあたりの食塩相当量が0.13~0.3gと少ない製品も、いくつかあります。これはお奨め。

伊藤食品 美味しい鯖水煮 食塩不使用 190g×24個

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