(中国海警局より)
10月2日、中国海警局は、先日「中国とロシアの沿岸警備隊の艦隊が北極海に到着した」と発表した。中国海警局に所属する艦船が北極海に入るのは初めて。
中央電視台(央視)は、「海警2303(梅山艦)」に同乗して取材している記者のレポートとともに、ヘリ甲板に整列して国慶節(建国記念)祝いで国歌を斉唱する乗組員たちの姿を伝えた。
ヘリ甲板の整列した乗組員たちの前に置かれた机には、中国海警局は北極海(北冰洋)で中国共産党への忠誠を示す「中国海警心向党 北冰洋上显忠诚」と書かれた横断幕が置かれている。(「党への忠誠」という文言は、国慶節で国歌斉唱もする式典だしありがちな表現なのであまり気にしなくてもよいです)
ヘリ格納庫の外壁には、建国75周年を祝う「庆祝建国七十五周年升旗仪式」(慶祝 建国七十五周年 国旗掲揚式)の横断幕が貼られている。ただ、こちらの横断幕には「北冰洋」(北極海)の文字は無いようだ。
中国を出発する前からの計画だろう。
中国海警局は、海洋航行範囲を拡大し、不慣れな海域での任務遂行能力の包括的な検証を行うためとし、国際的および地域的な海洋ガバナンスに積極的に参加するための強力な支援を提供したと発表している。
数日待ってみたけれども、ロシア側からの公式発表は行われていない。(記事公開時点)
--(追記:10/12)-------------------
ロシア連邦保安庁(FSB (ФСБ))広報センター(PSC (ЦОС))は10月11日、「9月20日から10月10日までの期間、北太平洋でロシア連邦と中華人民共和国の沿岸警備隊の船舶による初の共同哨戒が行われた」と発表した。
РФ и КНР провели первое совместное патрулирование на севере Тихого океана - ТАСС (11 октября)
--(追記ここまで)------------------
9月16日〜21日に、中国海警局の「海警2303(梅山艦)」と「海警2305(秀山艦)」がウラジオストクを訪問して、ロシア国境警備隊と共同訓練を行った。この2隻だろう。ウラジオ沖での共同訓練の後、ロシア国境警備隊の船2隻と船隊をつくり北太平洋の公海で共同パトロール活動を行っている。
10月1日、米国沿岸警備隊(USCG)はHC-130Jスーパーハーキュリーズ哨戒機が土曜日(9月28日)に、ベーリング海のセントローレンス島の南西約440マイル(約708km)の海域でロシア国境警備局の船2隻と中国海警局の船2隻を確認したと発表した。ロシアの排他的経済水域(EEZ)の内側約5マイルを北東方向へ航行していた。
公開された画像の船は「海警2305(秀山艦)」。
撮影画像のタイムスタンプは”2024/09/29 00:35 (UTC)”頃なので、アラスカ標準時(夏時間)の9月28日16時35分だった。
米国沿岸警備隊(USCG)のアラスカを管轄する第17管区作戦司令部のメーガン・ディーン(Megan Dean)少将は「近ごろの活動は、我々の戦略的競争相手による北極への関心の高まりを示している」と述べた。その後の北極海の航行の方に関しては、USCGから公式発表は行われていない。
中国海警局の船がはじめて北極海に入ったことについて、
日本メディアの報道(あまり多くないけど)では、北極海航路や、北極圏での資源開発への関与を強める狙いがあるという解説がされている。
ロシアは、もともと北極圏への中国の関与を快く思ってはいなかった。ところが、2022年のウクライナ全土への侵略戦争に対する欧米はじめ西側諸国等からの経済制裁によって、ロシアでの中国の存在感が強くなり風向きが変わってしまった。
それでも同床異夢で、未だにロシア側から公式発表が無い(記事公開時点)のは、ロシアは国内向けにあまり報じさせたくない意識があるのだろう。ロシア・メディアの報道も、中国の公式発表を紹介した記事か、香港メディアの米中対立を絡めた記事の紹介くらいだ。
中国としては、習近平体制でさらに強くなった海運貿易とエネルギー安全保障での弱点、いわゆる「マラッカ・ジレンマ」を緩和させるためにも北極海航路を拡大させたいだろう。
北極圏での資源開発というと、LNG開発プロジェクトは、米国政府が関連企業や船舶に対して制裁をかけたことで外国企業の関与が難しくなっている。西側諸国の中核技術をもつ企業も相次いで撤退を表明しているので、その空いたところへ中国企業が食い込んでいきたいだろう。そのために米国からの強制力を拒めるだけの力が北極圏に必要だと考えても不思議ではない。
(央視网より)
米国はノヴァテクのアークティックLNG2(Arctic LNG2)プロジェクトを潰すか、開発をできる限り遅らせようと制裁を強化している。今年(2025年)5月には、アークティックLNG2へ大型プラントを運んだ実績がある重量物運搬船なども制裁リストに加わった。
その重量物運搬船(Heavy Lift Vessel)が2~3隻、中国の港を出港し日本海からオホーツク海へ、北へ北へと航行している。大型の発電ユニットを積んでいると衛星画像などをもとに分析されている。目的地はヤマルLNGのSABETTA 港(記事公開直前に、MarineTrafficで確認した情報だが変更されるかもしれない)。SABETTA 港は、アークティックLNG2プロジェクトと湾をはさんで約70kmしか離れていない。
もしかして、中国海警局の「海警2303(梅山艦)」と「海警2305(秀山艦)」がベーリング海から北極海へと、北極海航路を航行しているのは”露払い”なのだろうか?🤔
米国沿岸警備隊のカッターが中国の船(船籍国はパナマなど)に対して立ち入り検査など行おうとするなら、中国海警局の海警船が阻止する行動をとることが出来る、という意思なのだろうか?
中国のSNSアカウント”玉渊谭天(中国中央広播電視総台(CMG)が管理するSNSアカウント)”は10月3日、中国海警局の船が北極海をはじめて航行したことを伝え、なぜ北極海への航路が重要なのか解説する動画「中国海警首次进北冰洋意味着什么」を公開した。多くの中国メディア・SNSがこの動画をこぞって拡散している。
その解説では、米国は第一列島線での中国の封じ込めを進めており、米国沿岸警備隊の巡視船による中国の漁船や商船に対して立入検査、罰則や漁獲物没収が行われるリスクが高まっているとし、第一列島線を突破して北へ進む北極海航路が重要だとしている。
(この場面↓で使われている船は米国沿岸警備隊(USCG)のカッター(巡視船)です。念のため)
その中で中国現代国際関係研究院 海洋戦略研究所の楊霄(杨霄)副所長は「合同パトロールで中国海警局の船が火器のカバーをはずしたのは、海上公共秩序を維護するための力と決意を示すもの」(联巡路上海警还摘除了炮衣 就是要展示出中国海警 维护海上公共秩序的力量和决心)と解説した。
(玉渊谭天より)
外国の漁船や商船に対する立入検査からの漁獲物没収って、中国海警局や辺防海警(当時)が南シナ海でベトナムやフィリピンの漁船に対してやってきてることなんですけど…(苦笑)、ここんとこ中共中国は、中国の活動は「合法」であり、米国がやるのは「違法だ!」と強く主張をするんですよね。😬
中国メディアや中国語メディアの報道では、中国海警局の船がはじめて北極海を航行したことを伝えるときには、9月29日に中国海警局が発表した「北太平洋の公海上で共同訓練と共同パトロール活動」とつなげて報じている。
中国の行動が「国際法に従った」「合法的」だと印象づけたい認知戦のやり方だ。
それら記事や番組の中では、中国海警局の船による活動は国際法(「北太平洋における公海の漁業資源の保存及び管理に関する条約」)に従ったものであり合法的な活動だと主張しているが、北太平洋漁業委員会(NPFC)では特に記してベーリング海の公海などを除外して対象海域を定義している。
もちろんロシアなど周辺国の排他的経済水域(EEZ)は含まれないし、北極海も当然含まれていない。
(北太平洋漁業委員会(NPFC)より)
Article 4
Area of Application
1. This Convention applies to the waters of the high seas area of the North Pacific
Ocean, excluding the high seas areas of the Bering Sea and other high seas areas that
are surrounded by the exclusive economic zone of a single State. The area of
application is bounded to the south by a continuous line beginning at the seaward
limit of waters under the jurisdiction of the United States of America around the
Commonwealth of the Northern Mariana Islands at twenty (20) degrees North latitude,
then proceeding East and connecting the following coordinates:
米国メディアの報道では、単なるパトロール活動ではなく、中国の北極シルクロード(氷上シルクロードとも)を構築するための野心的な計画のひとつであり、ロシアと中国が経済だけでなく安全保障面での結びつきを強化し、北極圏での連携が拡大することについて懸念が示されている。米国本土の安全保障も脅かされてきていると感じているようだ。
実のところ、今回の中ロの沿岸警備組織による共同訓練・パトロール活動は、中ロの海軍による共同軍事演習とほぼ同時に行われている。まったく無関係に行われたと考える人はいないと思う。
中共中国は、中国海警局が米国沿岸警備隊のように、(中国が一方的に主張する)管轄海域の内側だけでなく、さらに外側の海域でも、米国本土が近い海域でも活動出来るということを見せたいのだろう。
【中国海警局】ロシア国境警備局と、北太平洋の公海上で共同訓練と共同パトロールを実施 - pelicanmemo (2024-09-30)
【中国海警局】ロシア国境警備局と共同訓練を実施 ロシア極東のウラジオストク沖 - pelicanmemo (2024-09-20)
【中国海警局】ロシア国境警備局と合同訓練・パトロールへ、818型「海警2303(梅山艦)」「海警2305(秀山艦)」出港 - pelicanmemo (2024-09-16)
【中国海警局】「海警2901」「海警5901」を含む26隻を、WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)の調査船に登録 - pelicanmemo (2024-06-16)
中国海警局 カテゴリーの記事一覧 - pelicanmemo
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(央視网より)
--(追記:10/10)-------------------
中国海警局の「海警2303(梅山艦)」「海警2305(秀山艦)」とロシア国境警備局の船2隻は10月1日、ベーリング海峡を南下した。リトル・ダイオミード島とアラスカのスワード半島の間を通過して、ベーリング海に入った。gCaptainが伝えた。
Chinese-Russian Naval Patrol Skirts U.S. Territorial Waters Off Alaska Coast
AIS情報の航跡によると米国の領海12海里(約22km)を航行している。10月1日は米国アラスカ時間(日付変更線の米国側)だろう。
--(追記ここまで)------------------
長くなってるけど、ついでの余談を2つ。
真面目なことを書きすぎたので、ここからは、当ブログらしくアホな誰得ネタをマジメに検証してみたい。
中央電視台(央視)の報道では、10月1日の国慶節(建国記念日)に北極圏に入ったと伝えている。本当に10月1日だったの?
そして、ロシア国境警備局の船2隻はどれだった?
ベーリング海峡を通り、北極海(チュクチ海)に入った後は、ロシア北岸に沿って西側へ向かっただろう。少なくとも、東へ舵をきってわざわざ米国アラスカ州の沖へ向かう理由はない。
公開されている画像と映像では、「海警2303(梅山艦)」の正面と、右舷よりも左舷の方が空が明るいようだ。
太陽は西〜西南の側にあるので、日の入りの前に撮影されただろう。
10月1日の日の出と日の入りの時刻は、ベーリング海峡近くのラヴレンチヤ(Лаврентия)の地域は日の出が05時40分頃、日の入りは16時45分頃だった。
中国海警局からの発表は「10月2日11時51分01秒(北京時間)」。分・秒までばらばらなので、予定された時刻に投稿タイマーをかけた発表ではないことが分かる(~時00分00秒の発表が時々ある)。ロシア最東端のタイムゾーン(カムチャッカ時間)は北京時間+4時間なので、現地時間は10月2日の16時前。撮影をしてすぐに画像を送信し、すぐに公開されたと思われる。
もし、10月1日に北極海に入っていて撮影をしたのなら、めでたい話なのだから国慶節の10月1日に発表すればいいと思う。
なぜ、10月2日に発表したのだろう?🙄
仮に、国慶節の当日の発表を避けたとしても、10月2日の北京の朝に合わせて投稿されるようタイマーをかければいい話だと思う。
もしかすると、「海警2303(梅山艦)」と「海警2305(秀山艦)」がベーリング海峡を通過して北極海に入ったのは央視の報道通り10月1日の午後だったけれども、天気が悪くて映える写真・映像がとれなかったのではないだろうか?🤔
前述したラヴレンチヤ(Лаврентия)町の10月1日の天気は「雨」、日中の降水確率60%、気温3℃だった。
そこで「海警2303(梅山艦)」「海警2305(秀山艦)」は北極海に入ったあと、雨雲を避けて西へと進み、10月2日の午後(現地時間)に晴れ間をみつけたところで、改めて撮影をしたのかもしれない。
ベーリング海峡を通過したのは実は10月2日だけど、10月1日だと誤魔化している可能性もあるが、これは確かめようがないし陰謀論的な話なのでここでは触れないことにする。🤫
中央電視台(央視)の動画には、国慶節の連休(10月1日〜7日)を示す「国庆期间」(国慶期間)というテロップが付けられている。航行中のなんらかのトラブルによって、予定していたスケジュールが後ろにずれることを想定していたのだろう。
次に、
米国沿岸警備隊(USCG)のHC-130Jスーパーハーキュリーズ哨戒機は、ベーリング海で、ロシア国境警備局の船2隻と中国海警局の船2隻を確認した。
ウラジオストクを出港し、北太平洋の公海上で共同訓練およびパトロールを行ったロシア国境警備局の船2隻が、さらにベーリング海へと航行していったように思われるかもしれないが、少なくとも1隻はカムチャッカ半島南部で交代している。
米国沿岸警備隊(USCG)が発表した撮影画像は2枚で、中国海警局の「海警2305(秀山艦)」と、ロシア国境警備局のプロイェクト22100(3000トン級)船だった。
(米国沿岸警備隊より)
北太平洋の公海上で共同訓練およびパトロールを行ったプロイェクト22100の船は「ペトロパブロフスク・カムチャツキー (Петропавловск-Камчатский) (262)」だが、この画像の船は、右舷後部の側面に描かれている金色文字の船名が短いことが分かる。同型の「アナディル (Анадырь) (260)」だと考えられる。
ウラジオ沖での共同訓練のときに撮影された「ペトロパブロフスク・カムチャツキー (Петропавловск-Камчатский) (262)」の金色文字の船名はこちら。
プロイェクト22100は3隻建造され、2隻がカムチャッカ半島南部のペトロパブロフスク・カムチャツキー市の基地に配備されている。
北太平洋の公海上で共同訓練およびパトロールを行ったもう1隻、プロイェクト22120「カムチャッカ (Камчатка) (257)」が3000トン級の「アナディル (Анадырь) (260)」と交代したのだろう。
「ペトロパブロフスク・カムチャツキー (Петропавловск-Камчатский) (262)」も別の船と交代した可能性があるが、こちらは検証するには情報が足りない。
--(追記:10/12)-------------------
ロシア連邦保安庁(FSB (ФСБ))広報センター(PSC (ЦОС))からの10月11日の発表によると、中国海警局の船2隻と一緒にベーリング海からチュクチ海(北極海)を航行したロシア国境警備局の船2隻は、「ペトロパブロフスク・カムチャツキー (Петропавловск-Камчатский) (262)」と「アナディル (Анадырь) (260)」だった。
РФ и КНР провели первое совместное патрулирование на севере Тихого океана - ТАСС (11 октября)
--(追記ここまで)------------------
ウラジオストクからペトロパブロフスク・カムチャツキー市の沖まで、津軽海峡〜北太平洋の公海を通るルートだと約3000kmある。
宗谷海峡〜オホーツク海を通る最短ルートなら約2500kmだが、この場合、国際法に従って北太平洋の公海上でパトロール活動を行うには、わざわざロシアEEZの外まで往復をしなければならない。
尤も、ロシアのEEZ内を航行した映像を偽って「北太平洋の公海」でパトロールと主張することも出来るが、監視衛星の画像ですぐバレるだけだ。後になって、中国が主張する「国際法に従った」活動は「虚偽だった」と反論される政治的リスクは避けるだろう。
そこで、津軽海峡を通って太平洋へ抜け、千島海峡の沖を航行するときに、EEZから出て公海を航行することで「国際法に従った」実績を作った上で、カムチャッカ半島南部のペトロパブロフスク・カムチャツキー市の沖で共同訓練を行ったのではないだろうか。
共同訓練は、公開された映像から、山の稜線が見えるくらいの距離の海域で行ったことが分かる。
中国海警局から公表された画像は、あくまでも「共同訓練およびパトロール活動」のものなので、縦列で航行している画像が「北太平洋の公海上のパトロール」のときに撮影されたものでは無かったとしても、それを虚偽だということはできない。
「海警2303(梅山艦)」と「海警2305(秀山艦)」がその後、北極海をどこまで進んでいるのか?チュクチ海で遊弋しているのかベーリング海へ南下したのか?まったく続報はない。
いっそ、ムルマンスクまで行ってみてはどうだろうか?😆
--(追記:10/10)-------------------
中国海警局の「海警2303(梅山艦)」「海警2305(秀山艦)」とロシア国境警備局の船2隻は10月1日、ベーリング海峡を南下した。リトル・ダイオミード島とアラスカのスワード半島の間を通過して、ベーリング海に入った。gCaptainが伝えた。
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--(追記ここまで)------------------
【中国海警局】ロシア国境警備局と、北太平洋の公海上で共同訓練と共同パトロールを実施 - pelicanmemo (2024-09-30)
中国海警局 カテゴリーの記事一覧 - pelicanmemo
北極海
中俄海警舰艇编队抵达北冰洋 - 国际合作 - 中国海警 (2024年10月02日)
中俄海警舰艇编队抵达北冰洋 - 中国海警 (2024年10月02日)
China's coast guard enters Arctic for the first time for patrol with Russia
Морская полиция КНР впервые патрулировала Северный Ледовитый океан вместе с РФ - ТАСС
中国海警局船が北極海に初到達 開発視野、ロシアと連携 - 日本経済新聞
中国海警局の船が北極海を初めて航行 北極海開発に存在感示す狙いか | TBS NEWS DIG
中國海警首赴北極海 分析:北約國家擔憂將加強合作 | 國際 | 中央社 CNA
China Coast Guard Enters Arctic Debut: A Power Move with Russia - gCaptain (October 2, 2024)
中俄编队联合巡航 中国海警舰首进北冰洋 - 大公网 (2024-10-03)
玉渊谭天丨中国海警首次进北冰洋意味着什么 (2024-10-03)
СМИ: патрулирование РФ и КНР говорит о желании Пекина усилить позиции в Арктике - ТАСС (2024-10-06)
What does China’s first Arctic coastguard patrol with Russia reveal about its ambitions? | South China Morning Post (6 Oct 2024)
ベーリング海
@USCG located 2 Russian Border Guard ships & 2 Chinese Coast Guard ships approx. 440 miles southwest of St. Lawrence Island, marking the northernmost location where Chinese Coast Guard vessels have been observed by @USCG. More: https://t.co/RDxulwLTWv pic.twitter.com/z7IA7pXuYr
— USCGAlaska (@USCGAlaska) 2024年10月1日
China Coast Guard Spotted in the Bering Sea, Farther North Than Ever - The Maritime Executive
Chinese and Russian coast guard ships sail through the Bering Sea together, US says | AP News
Russian, Chinese vessels spotted in Bering Sea, showing ‘increased interest in the Arctic’ | KUCB
Military presence in Nome? LEPC meets with Sen. Sullivan’s office - KNOM Radio Mission
【中国海警局】ロシア国境警備局と合同訓練・パトロールへ、818型「海警2303(梅山艦)」「海警2305(秀山艦)」出港 - pelicanmemo (2024-09-16)
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