読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

pelicanmemo

ニッチで何となく深読み系。|メモノメモ新館| 海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

「コンティキ2」いかだ船の航海が終わった。 南アメリカ大陸から900海里 乗組員は全員無事

科学・技術 国際

20160318052956
(Official page for the Kon-Tiki2 expedition)

「コン・ティキ2 (Kon-Tiki2)」エクスペディションのいかだ船2艘の航海が終了しました。

 

昨年11月7日にペルーののカヤオ(Callao)港を出港してから114日、4500海里で旅が終わりです。

12月20日にイースター島(Rapa Nui)に到着。

1月6日に南アメリカ大陸を目指してイースター島を出発してから43日目、リーダーのTorgeir Sæverud Higraff(トルゲイ・ヒグラフ(?))氏が航海の終了を決定したことを発表しました。 

Kon-Tiki2 Expedition (@kontiki2) | Twitter

Official page for the Kon-Tiki2 expedition

 

Ads by Google

 


 

計画では、南緯40度線を越え、東へ吹いている卓越風にのって南アメリカ大陸へ向かうことになっていました。
しかし今年はエルニーニョ現象の影響により、風向きや気象パターンが例年と違っていたため、予定ではすでに南アメリカ大陸に到着しているはずが、まだ西の海上900海里にいます。

航跡の記録からも、 迷走していることがよく分かります。

20160318060603
(via. Official page for the Kon-Tiki2 expedition)

 

Higraff氏によると、2艘のいかだ船「Tupac Yupanqui」と「Rahiti Tane」のクルーは全員無事。危機的状況にはありません。しかし気象パターンが不規則で、南アメリカ大陸に到着するまでに長い日数が必要となるため、クルー全員の安全を考えて航海の終了を決定したそうです。

3月11日夜には、波高8〜10mに達する嵐に遭い、食料庫に浸水しパンミックス粉のほとんどがダメになるなどの被害を受けていました。

 

航海終了の決定の後、チリ海軍が捜索・救助活動を開始。

 

クルーと機材は、近くを航行していた貨物船、日本の北越紀州製紙が所有する大型木材チップ船「Hokuetsu Ushaka」(ホクエツ・ウシャカ)に収容されました。

 

マストやキャビンの屋根などがありませんが、これはクルーによって撤去されたからです。

Armada coordinó el rescate total de la expedición Kon-Tiki 2 - Armada de Chile

 

南アメリカ大陸に到着するところを見れなかったのは残念。
クルーが無事でなによりでした。

 

「コンチキ号」再び 筏船「Kon-Tiki2」号、ペルーのカヤオ港からイースター島へ - pelicanmemo (2015-11-16)

「島だ! 島が〜見えたぞ〜!」 "コンティキ2" いかだ船、イースター島に - pelicanmemo (2015-12-19)

「コンティキ2」いかだ船、イースター島を出発。目指すは南アメリカ大陸。"吠える40度"経由で!? - pelicanmemo (2016-01-11)

「コンティキ2」いかだ船 吠える40度(南緯40度)に - pelicanmemo (2016-02-19) 

コン・ティキ号探検記 (河出文庫)

コン・ティキ号探検記 (河出文庫)