(ホウドウキョク/日刊安全保障(12・19放送分)より、スナップショット画像)
12月19日、沖縄県の尖閣諸島の接続水域を、中国海警局の公船4隻が航行した。海上保安庁第11管区海上保安本部が発表した。
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しています。
中国海警局の船が12月4日に確認された4隻なのか、交代した4隻なのか知りたかったが、NHKは、いつものように船名は載せずに伝えている。一方、ほかの大手の日本メディア・通信社、沖縄メディア(八重山日報を含む)によるネット上の記事を頻繁にチェックしていたが、確認はできなかった。
ネット・ニュース・メディアの"ホウドウキョク"の、平日8時55分からの5分ニュース『日刊安全保障』、12月19日付け放送(アーカイブ)で4隻の船名を確認したので、メモしておきたい。
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1000㌧級「海警2102」、4000㌧級「海警2401」、5000㌧級「海警2502」、機関砲を装備している1500㌧級「海警35115」。
12月4日に確認された4隻から、新たな4隻に交代した。
尖閣周辺に中国船4隻 11月20日以来 - 産経ニュース https://t.co/tA5tgTFMWy
— ぺりかんめも (@pelicanmemo) 2016年12月4日
4隻は「海警2151」「海警2305」「海警2308」、新たにいわゆる漁政型の3000トン級「海警2302」
「ロシア海軍艦艇、宗谷岬沖を航行」 | ホウドウキョク(12/19放送分・アーカイブ)
海上保安庁第11管区海上保安本部によりますと、この4隻が19日午前6時30分頃から6時52分頃にかけて、久場島の北北西から接続水域に入りました。4隻は魚釣島の接続水域内を航行し、午後3時現在、南小島の東南29kmから30kmを北東に向けて航行中です。
(管理人注:一部を書き起こししました)
(ホウドウキョク/日刊安全保障(12・19放送分)より、スナップショット画像)
【中国海警局】 1500トン「海警33115」、尖閣諸島の接続水域ではじめて確認 機関砲を装備 - pelicanmemo
中国海警局 カテゴリーの記事一覧 - pelicanmemo
4隻は、21日に接続水域を出たそうだが、交代した4隻なら帰港するにはまだ早い。接続水域の外側を航行していることだろう。
尖閣沖の中国海警局4隻 接続水域を出る | NHKニュース(12/21)
船名から分かる情報は多い。
折しも政府は、海上保安庁の体制強化に向けた初めての関係閣僚会議を開き、当初予算を大幅に増額するとともに、巡視船の建造、人員の増員など『海上保安体制強化に関する方針』を決定した。
情報は力であり、世論に与える影響も大きい。
NHKと海上保安庁には、報道や発表の仕方を再検討していただきたいものです。
政府は、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵入が頻発し緊迫した情勢にあるとして、21日総理大臣官邸で領海の警備にあたる海上保安庁の体制強化に向けた初めての関係閣僚会議を開きました。
平成28年12月21日 海上保安体制強化に関する関係閣僚会議 | 首相官邸ホームページ
海上保安体制強化に関する関係閣僚会議の開催について|海上保安庁
尖閣諸島の沖合いの、中国海警局の公船の活動を、日本メディアが伝える頻度はどんどんと減っている。今回は、機関砲を装備した武装海警船が、日本の尖閣の接続水域を航行していても、それについて触れている記事は見かけなかった。
ついに、ホウドウキョクの『週刊安全保障』『日刊安全保障』が最後の砦となったようだ。
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