中国覇権主義を打ち砕け―海洋進出に見る中国の思惑と対処法(WEDGEセレクション No.28)
- 作者: 坂元茂樹,小谷哲男,山内敏秀,香田洋二,岡崎研究所
- 出版社/メーカー: ウェッジ
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中国海警局、正式に発足する少し前に就役した「海監5001(現・海警2113)」の、ちょっと面白い映像がYouTubeで公開されていた。
タイトルは「中国海監5001、東シナ海での初航海で"古い友人"と出会う(中国海监5001船首航东海遇到“老朋友”)」。2分30秒ほど。
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“古い友人(老朋友)”とは、米国海軍の音響測量艦「インペッカブル」号。これまでにも、中国海軍の調査船や漁政の公船、漁船によって進路妨害など受けてきている。中国側からすれば、"いつもの'お客さん'"というところ。
「海監5001」のブリッジで、未確認船の外観と資料冊子の写真を参照して「インペッカブル」と確認したり、英語でのやりとりの音声(字幕付き)も入っている、ちょっと面白い映像だ。
2013年6月、東シナ海ガス田付近での航海のものだろう。後半では稼働中のガス田との交信の様子も入っている。
中国海监5001船首航东海遇到“老朋友” - YouTube
どういう経緯で作成された映像かは分からない。
「海警2113(海監5001)」は、江蘇省海監総隊(江蘇省海洋・漁業局)所属の、1000トン級海洋監視船。2013年までの、国家海洋局・中国海監による第三次海洋監視船新造計画の36隻のうちの1隻。
【尖閣】海警2113(海監5001) 初航海で韓国、米国、日本にちょっかいかける: メモノメモ(2013年8月19日)
中国海監船5001号が就役 高圧放水砲を備える--人民網日本語版--人民日報(2013/6/9)
海洋へ膨張する中国 強硬化する共産党と人民解放軍 (角川SSC新書)
- 作者: 飯田将史
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