Exploring.Lab. 1/48 有人潜水調査船 しんかい6500 (推進器改造型)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2012/08/25
- メディア: おもちゃ＆ホビー
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中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜号（蛟龙号）」。
2012年6月に、水深7,062mへの潜水を記録。それまで日本の「しんかい6500」が持っていた6,527mの世界記録を23年ぶりに塗り替えました。
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先日、横須賀で用事があり、横浜みなとみらいに寄ったところ、そこに「蛟竜号」が・・・
日本で唯一、「蛟竜号」（三次元）を見られる所じゃないだろうか？（´ ・ω・`）
場所は、 横浜みなとみらい地区。
ご存知の方も多いと思いますが、"三菱みなとみらい技術館"の海洋ゾーン、「しんかい6500」の実物大模型など展示が刷新され、この3月にリニューアル・オープンしました。
新しい海洋ゾーンの展示テーマは「出発しよう深海の世界へ！」です。
中心展示の「『しんかい6500』実物大 分解展示」では、同船の外側に加えて内部も詳しく再現。
マニピュレータや耐圧殻、浮力材などを搭載している機材・部材を、実物・模型および映像で詳しく紹介します。
また、1万m以上の潜水能力を持つ次世代潜水調査船を想定した模擬操作体験ができる「『SUPER SHINKAI』に挑戦」では、操船やマニピュレータ操作を通じて、潜水調査船のさまざまなミッションに挑戦することができます。
他にも「シーメカニマルをつくろう」や「『しんかい6500』メカニックベース」など、深海の探査に挑むものづくり技術が体感できる展示で構成され子どもや大人の興味や探究心を喚起する内容となっています。
「『しんかい6500』メカニックベース」は意外と難しかった。
入り口に、いろいろな有人潜水艇の模型が並んでいます。
「しんかい2000」「しんかい6500」だけでなく、米国の「アルビン」、ロシアの「ミール」、フランスの「ノチール」。もちろん「バチスカーフ」や「トリエステ」も、潜航した水深に合わせて展示されています。
「蛟竜号」は下の方。分かりにくい所にあるのは、潜航した水深に合わせて展示されているから当然の結果なのです。
よく出来てます。
おお・・・、艇の下の方もよく出来てる。
ただ、
「最大潜航深度：公式情報なし」
「報道によると、2012年6月27日に7,062mの潜航を達成。」
ってのは、ちょっとなあ。
中国国家海洋局（SOA）からも、建造の中心である中国船舶重工集团公司（中船重工、CSIC）からも、公式発表が出てますって。
“蛟龙”号载人潜水器7000米级海试第五次下潜再创纪录（2012-06-27｜来源:国家海洋局）
中船重工为主研制的“蛟龙”号再创潜海新纪录（2012-06-29｜来源:中船重工）
どういう経緯でこう書くことにしたのか知らんけど・・・（´ ・ω・`）
海中調査やサンゴ採取のために、世界で初めて本格運用された潜水作業艇「西村式潜水艇」の模型も展示されています。
のぞき窓やマニピュレータマジックハンド、投光器など、現在の有人深海調査艇と同じような装備を持っていたそうです。
さりげなく「西村式豆潜水艇"２号"」の模型なのは、三菱横浜造船所で建造されたからですね。
第1号は1929年（昭和4年）に台湾の基隆で建造された4人乗りの小型潜水艇で、蓄電池からの電力を動力源とし、モーターで水中を航行した。また作業用にマジック・ハンド、のぞき窓、投光器が装備されていた。排水量14トンで船体の長さ10m、中央部直径1.5m、計画潜水深度300m。続いて第2号艇が1935年（昭和10年）に三菱横浜造船所で建造された。西村深海研究所所有。蓄電池とモーターに加え、水上走行用にディーゼル機関を装備し、排水量24トン、長さ10.78m、船体中央部の直径1.83m、計画潜水深度は350m、水中速力3ノット、最大行動時間は約1時間であった。
西村式潜水艦（2号艇改）、アメリカに現存だ！ - 逗子の休日（私のオフタイム）
三菱みなとみらい技術館では、「三菱の技術力」を堪能できるでしょう。（笑 ｷﾘｯ
MRJシミュレーター、けっこう難しかった。（ >_< ;）
