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海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

中国、7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号 次回調査航海を前に全行程訓練を実施 国家深海基地

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国家海洋局

中国の7000m級有人深海潜水艇「蛟竜」号、次回の試験性応用航海に向けた全行程訓練が、11月18日〜19日に、青島近くに新たに建設された「国家深海基地」で行われた。

 

蛟龙号首次进行港池全流程演练(11/23|国家海洋局)

 

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潜航前・潜航後の甲板作業から、実際に潜航して機器のチェックや潜航訓練生の教育などを行い、潜航作業の全工程を通して訓練することで技術的な問題点などを洗い出した。 

今回の訓練は、国家深海基地が完成し「蛟竜(蛟龙)」号が"入居"してから、初めて行われた海上(埠頭)訓練。これまでは調査航海に出発する前に、中船重工702研究所がある江蘇省無錫市(江陰市)の長江の港で、母船「向陽紅09」に載せられて出航する直前に行われていた。

 

「蛟竜」号の次回の試験性応用航海は、

第37次航海で、北西太平洋のコバルトリッチ・クラスト鉱床、ヤップ(西カロリン)海溝とマリアナ海溝の海域での資源調査と、"超深海"科学研究のためのデータとサンプル採取。2016年の第38次航海で、北西インド洋の熱水鉱床(西北印度洋脊典型热液区)を潜航調査した後、ふたたびマリアナ海溝海域で調査を行う予定。

"北西"インド洋の調査は、前回と同じ"南西"インド洋での調査で記事の書き間違えかと思っていたが、あるいは、2012年に海洋調査船「大洋一号」が新たに発見した、北西インド洋の熱水鉱床なのかもしれない。

大洋26航次 (中国大洋矿产资源研究开发协会(COMRA))

 

支援母船「向陽紅09(向阳红09)」は船齢30年以上の老船だ。海洋調査船で、有人深海潜水艇の支援・運用のために設計された船ではない。様々な問題点があるため新たな専用の支援母船が必要と言われてきた。

国家深海基地管理センターの丁忠军技術部副主任によると、4.6億元(約88億円)を投資し4000トン級の新たな母船を設計中であり、国家発展改革委員会に提出しているところだそうだ。

“蛟龙”号将于近期开展深渊科学研究(新华网)

 

ちなみに、「しんかい6500」の支援母船「よこすか」は1990年竣工。船齢27年。 

深海でサンドイッチ 「しんかい6500」支援母船「よこすか」の食卓 (〈私の大学〉テキスト版)

深海でサンドイッチ 「しんかい6500」支援母船「よこすか」の食卓 (〈私の大学〉テキスト版)