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海外の話が多め。近頃は中国が多め(中国海警局・中国海監、深海潜水艇、感染症など)。

『習近平が尖閣を占領する日』読了

当ブログ管理人、この夏の読書は、夏の風物詩のぞっとするような怪談か、いっそ何も考えずに大爆笑ができる落語や本を、と考えていました。

そんなとき、涼を求めてたまたま立ち寄った図書館で見かけた『習近平が尖閣を占領する日』日高義樹 著 。

 

「日高義樹のワシントン・リポート」など知られる日高義樹氏の著作です。

3年ほど前に、習近平は尖閣諸島の魚釣島に地下滑走路を建設して軍事化する計画などの内容が、ツイッター(現X)で、尖閣諸島問題や安全保障に興味のあるアカウントの間で
「とんでもない本が出てしまった、どうしよう」(「カリオストロの城」風に)
と話題になっていたあの本といえば、思い出すひともいるでしょう。

 

その後、当アカすっかり忘れていたのですが(苦笑)、ツッコミどころ満載で大笑いできそうなので読んでみました。

楽しい読書体験でした(嘘は言っていない)🤣

 

GoogleBooksで、けっこう長い部分がプレビューとして公開されています(第一章・第三部「中国が尖閣地下に軍事基地を構築する」も含む)。

習近平が尖閣を占領する日 - 日高義樹 - Google ブックス

 

 

ときどき、第一線から退いた科学者が引退した後に「宇宙人は存在する!」「地球外生命はすでにコンタクトをとろうとしている!」とかいったトンデモな著作を出すことがあります。 身近なところでは、どこかの大学のご高齢の名誉教授が、環境問題について、現実的には到底不可能なとんでもない地球改造計画を披露することもありました。

科学者だけでなくマスコミ露出の多かった著名人・タレントが、お年を召してから、陰謀論の沼にずっぷりと嵌まってしまい、尖った発言をTVワイドショーやネットSNSで繰り返しているのも見かけますね。

『習近平が尖閣を占領する日』を読んで感じたのは、「ああ…、また一人。この人もか」(「風の谷のナウシカ」のユパ様風に)というところ。

 

著作の中で、情報ソースとしてたびたび、米国海軍やCIAやFBIなど米国の政府組織の関係者をもちだすのは著者の以前からの書き方としても(苦笑)、ちょっと古い情報源をもとにして、昔はこうだった、と言っていたり、間違っている情報を検証せずに取り上げた上で、これからはこうなる、と言っている感じでしょうか。

本書のまえがきで、次のように書かれています。

現在の世界の指導者たち、アメリカのジョー・バイデン、日本の菅義偉、ロシアのウラジミール・プーチン、中国の習近平といった人々は、これまでの歴史上の指導者たちと比べて明らかにその能力が劣り、洞察力も、想像力をも持っているとは思われない。こうした劣った指導者たちが始めようとしている第3次世界大戦は、人類と世界の滅亡に直結している。その恐ろしさのいくぶんかでも示すことが出来ればと思って、この本を書いた。

新型コロナ下で、ストレスが強く影響していたのかもしれませんね。

『習近平が尖閣を占領する日』日高義樹 著 が、かや書房から発行されたのは2021年7月30日(初版発行)。2021年5月に本書を書いているという記述がある(p.142)ので、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の流行下でのきびしい行動制限のなかで、出版社から執筆依頼があったのでしょう。

 

本書が発行されてから、ロシアによるウクライナ侵略戦争がはじまるなど、世界は大きく変わりました。

アメリカCIAは、習近平が実際に尖閣諸島に対して侵略戦争を始めるのは一年ほど先だと見ているが、習近平が考えている侵略は、(以下略)
『習近平が尖閣を占領する日』(p.17)

尖閣諸島への侵略戦争を始めるという一年はとっくに過ぎました。尖閣諸島の魚釣島に地下滑走路は建設されていないはず(多分🤣🤣🤣

 

閑話休題(それはともかく本題を)

『習近平が尖閣を占領する日』、第一章「西太平洋米中戦争が始まる」の第三部「中国が尖閣地下に軍事基地を構築する」で著者が書かれた尖閣諸島の魚釣島の地下滑走路について、当ブログなりに検証をしてみたい。

 

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2024081221112920240812211452日本の地形千景から地形図画像をお借りした)

 

まず本書で書かれている「海防軍」について。🤣

これ、「中国海警局」または「中国海警」ですよね。🤣

一方、中国は「海防軍」と呼ばれる日本の海上保安庁に似た海上警備のための組織とその艦艇を、尖閣列島周辺に常駐させており、その海防艦の通信技能やテレコミュニケーションの能力を使おうと考えている。中国側には、尖閣列島における基地づくりや、岩山をくり抜く作業を容易に手助けする科学的な手段が十分にあるわけだ。
『習近平が尖閣を占領する日』(p.21)(赤字強調は管理人による)

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日本の尖閣諸島の周辺海域で起きているグレイゾーン事態を考えるときに、「中国海警局」または「中国海警」は当たり前に使われています。著者は、尖閣諸島に関する日本メディアの報道や解説、日本のシンクタンクなどの分析をまったく読んでいないのでしょうかか?🙄

もしかしたら、中国海軍 (China Navy (People's Liberation Army Navy))に対して、China Coast Guard(中国海警局)を日本語訳するときに、米国沿岸警備隊とは違う軍隊寄りの用語を使いたかったので「コースト・ガード(沿岸・防衛)」をひねって「海・防」・軍と超訳したのかも?

まあ、「中国海警」と書けば済んだ話なんですけどね(苦笑🤣

 

本書では「中国海警」だけでなく「グレイゾーン」もまったく使われていません。安倍晋三前首相(当時)も「インド太平洋戦略」や「法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序」もまったく出てきません。 
2020年の米国大統領選挙でバイデン氏が大統領となった後だからか、トランプ氏はほぼバイデン氏の政策批判の文脈でしか触れられていません。
著者は、2024年の米国大統領選挙のいま、”もしトラ”(もしトランプ氏が大統領に再選したら)や”ほぼトラ”(ほぼトランプ氏が再選)をどう見ているのでしょう?🙄

 

 

次に、尖閣諸島の魚釣島と、地下滑走路の建設について

第二部 尖閣を盗み取る中国の秘密作戦が始まる

 西太平洋波高し。
 軍事的な危険が急速に高まっているなか、アメリカをはじめ世界各国が軍事パトロールを行い、偵察活動を強化しているが、私は番組を制作していた当時、アメリカの対潜水艦警戒機E8に同乗し、尖閣列島周辺を訪れたことがある。
 尖閣列島は大雑把に言って、最大の魚釣島から連なる七つの小さな島と岩礁から成っている。一番大きな魚釣島は三つのほぼ縦に並んだ岩山から成り、その周辺に波間から顔を出した小さな岩や、北側には海面から何らかの圧力で海上に押し出されたかなり広い、縦横ほぼ一キロを超える平な岩肌から成っている。
『習近平が尖閣を占領する日』(p.16)(赤字強調は管理人による)

魚釣島の北側に、縦横ほぼ一キロを超える平らな岩肌は存在しません

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ニュースでよく使われ、Googleなどネット画像検索でも必ず上位に表示される、もっとも知名度が高いだろう尖閣諸島の写真、この小島の南側にある平らな隆起サンゴ礁と勘違いをしたのでしょう。その平らな地面は大きさが幅約400m。

この南小島の南側にある平らな場所は、誰もが「ここに基地を作ればいい」と思ったことがあるでしょう。ノシ マンガ「空母いぶき」かわぐちかいじ作 でも、中国人民解放軍が仮設ヘリポートを建造していました(後の巻で、海上自衛隊の護衛艦による艦砲射撃(長射程弾)で破壊された)

20240812211106(産経ニュースの記事より)

この尖閣諸島の写真は、手前から南小島(東西1100m、南北450m)、北小島(北西-南東900m、北東-南西300-500m)で、奥の大きい島が魚釣島(東西約3300m、南北約1300m)。

魚釣島には、広い平地は東西南北どの方向にも無い。

著者は、米軍空軍機に同乗して尖閣諸島の周辺を実際に訪れたと言いつつ、尖閣諸島について初手から大間違いをしています。物忘れと勘違いに気付けなかったのかもしれないし、編集者のチェックも行き届いていなかったのかも。

 

 

魚釣島(東西約3300m、南北約1300m)の地下に滑走路(全長2000m、幅30m)を作るとしたらこんな感じでしょう。

まず掘削機械や工事資材を上陸させる海岸と、展開させられるだけのスペースが必要なので、ぎりぎり東側の隆起サンゴ礁の海岸が使えるかもしれません。海食崖は避けなければならない。

20240812211501日本の地形千景から地形図画像をお借りした。管理人が赤字・図を追加した)

第三部 中国が尖閣地下に軍事基地を構築する

 習近平がつくろうとしているのは、尖閣列島の最大の島の大きな岩山と広い岩盤地帯を利用した地下軍事基地である。もっとも重要になると思われるのは、岩山をくり抜いてつくられる地下の空軍基地である
 岩場に現れた外の部分を合わせて幅ほぼ三〇メートル、長さおよそ二〇〇〇メートルの滑走路、それに最新機器を備えた軍事施設が建設されるというのが、アメリカ海軍大学の付属機関である研究所の見解だ。
 地下から発進する飛行場というのは、すでに冷戦時代にスウェーデンが建造し、ソビエトに対する強力な抑止力としての役割を果たしてきた。 (中略) 魚釣島の岩山がスカンジナビア半島のスウェーデンの地下軍事基地と同じような地形を有していることから習近平は、スウェーデン方式を取り入れ、地下からの空軍攻撃力による戦略の強化に重点を置こうとしている。
『習近平が尖閣を占領する日』(p.22-23)(赤字強調は管理人による)

本書ではスウェーデンの地下軍事基地を引き合いに出しています。しかし、あれは地下の格納庫・バンカーであり、緊急時の離着陸には近くの道路を滑走路として使うものです。「習近平は、スウェーデン方式を取り入れ・・・」と書いていても、運用方法がまったく違うことを分かっていないようです。

実在した「モグラ空軍基地」 深さ30mに軍用機ズラリ スウェーデン伝説の地はいま | 乗りものニュース

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また、滑走路の長さ2,000メートルの方が注目されがちですが、滑走路の幅が”ほぼ30メートル”だと、中国人民解放軍のY-20(运-20)輸送機(翼幅 約50m)はおろか Y-9(运-9)輸送機(翼幅 約38m)も離着陸は出来ません。

戦闘機と小型機しか離着陸できないでしょう。

みんな大好き「エリア88」では、マッコイじいさんのC-130輸送機(翌幅約40m)が山岳基地にも離発着をして、戦闘機の補修部品やさまざまな補給物資を空輸していました。今回あらためてマンガ「エリア88」で描かれている山岳基地を調べてみたところ、入り口の幅は少なくとも60~70mあった。

 

この、習近平が魚釣島に建設するという地下滑走路と基地を維持管理するための物資や燃料、人員や食料、その他もろもろの兵站は、すべて船舶輸送に依存することになります。

こんな中国大陸から330kmも離れた最前線の絶海の孤島に、「補給と兵站の致命的不足」の11文字が極めて深刻だろう空軍基地を作るの???🤔

 

魚釣島に地下軍事基地を作るだけでも、相当の人員と資材と時間が必要となる。これを秘密裏に行うと言う。

秀吉の”一夜城”じゃないんだから・・・
と誰もが思うだろう。新型コロナ下で、著者と編集者とのコミュニケーションが充分でなく、そのままチェックされないまま突き進んだのでしょうか?(誰か止めろよ)

 

 習近平はこうした人々の慣れに乗じて漁船団を使い、軍事建設のための機材や機械を尖閣列島に運びこもうと考えている。 アメリカ海軍の首脳は私にこう言っている。
 「基地をつくるためのコンクリートや鉄筋、さらに多くの機材は漁船によって簡単に尖閣列島に運び込むことができる。日本もアメリカもそして世界のあらゆる国際機関も尖閣列島に、中国を監視、監督するための機関を置いているわけではない。漁船を使って建築資材や建築のための機械を送り込むことは、きわめてたやすいことだ」
 ビルの建築現場でも見られるように、巨大なクレーンをはじめ大きな機械は、小さな部品から成り立っており、分解して運べば、一トンに満たない小さな漁船でも簡単に運ぶことが可能である。
『習近平が尖閣を占領する日』(p.20-21)(赤字強調は管理人による)

漁船で1トン未満といえば、要するに小さな「釣り船」くらいの大きさ。

尖閣沖の日本の領海で操業をする日本漁船も小さいけど、それでも2~5トンあります。

その1トン未満の小さな漁船に、巨大クレーンや、山岳トンネルをつくるための重機の数々、ロードヘッダーやコンクリート吹付機、ホイールローダーやダンプを分解して、載せて、中国本土から330kmもある尖閣諸島へ運ぶとは、著者に示唆したという”アメリカ海軍の首脳”も大概ですよね・・・
(誰か、止めろよ)

 

本書では、尖閣諸島の軍事基地化を秘密裏に行うためには、アメリカ側の衛星監視網をくぐり抜けて、6月から夏の終わりにかけての東シナ海に台風が来る時期に実行されると説明しています(p.20)

台風が近づいた時には、海上保安庁や中国海警局の1000トンクラスの船も、排水量100トン級の中国漁船も中国大陸近くや台湾海峡へ退避していることを知らないだろうか?

台風が近づいている荒れた海原を、一トンに満たない小さな漁船が、大量の建築資材や重機パーツをのせて、中国大陸から尖閣諸島まで行くのは不可能だ。
(誰か、止めろよ)

 

「一トンに満たない小さな漁船」はあまりにナンセンスなので、中国海軍のエアクッション艇(LCAC)を使って重機と人員を送り込むと想定してみましょう。

当たり前の話ですが、目標の島についたあとは、最初にエアクッション艇(LCAC)から荷卸しをして、重機を組み立てる必要があります。山岳トンネル工事に使われる重機はその作業の性格上かなり重い。エアクッション艇(LCAC)の積載可能重量から推定すると1隻あたり0.5〜1台がせいぜいでしょう。

重機が数台あれば山岳トンネル工事を行えるわけでもない。

強襲揚陸艦とエアクッション艇(LCAC)で、中国大陸と尖閣諸島の間をピストン輸送するのだろうか?

台風とか関係なく、自衛隊や米軍に補足されるのは間違いない。

 

毛沢東時代の中国人民解放軍の人海戦術で、比較的小さな削岩機をたくさん持ち込んで、魚釣島で滑走路トンネルを掘ったとすると、当然、相当の時間がかかる。台風シーズンの数ヶ月だけで秘密裏の作業は無理でしょう。(重機を多数持ち込んでも難しいと思うけど)

 

魚釣島の地質は主に砂岩なので、1立方メートル掘ると重さ約2トンの掘削ずり(砕石)が出ます。

戦闘機が離着陸出来ればいい(輸送機は離着陸出来なくてもいい)として、トンネル滑走路の断面積を最低限の幅30m・高さ10mとすると、1メートル掘るごとに約600トンの掘削ずり(砕石)が出ます。

仮に空母と同じように、着陸はアレスティング・ワイヤーを使い、離陸は射出カタパルトを使うとしても、滑走路は300mは必要だろう(空母「福建」の全長は約320m)。(射出カタパルトやアレスティング・ワイヤーのための更なる設備の構築と運用が必要となる)

その300mのトンネル滑走路だけで1万8千トンの掘削ずり(砕石)が出ます。人力だけで短期間で運搬・処理するは不可能だから、コンベアやダンプやブルドーザーを使ってトンネル外へ運搬する必要があります。

どれだけの数の人間が、そのトンネル滑走路の掘削工事に従事するのだろう?
それらの人間は、食事をして飲料を飲み、出すものを出し、休息をしなければならない。補給も必要だし、傷病者の治療や帰国も必要だ。

それほど大規模な土木工事をしていて気付かれないと思うのだろうか?
(誰か、止めて)

 

台風が直撃するときには、海上保安庁の巡視船は尖閣諸島の周辺海域から離れているけど、1週間とたたずに尖閣沖での警備活動に戻っています。気付かないわけがない。

 

戦闘機が離着陸できるトンネル滑走路が長さ2000mとすると、断面積が最低限の幅30m・高さ10mで120万トンの掘削ずり(砕石)が出ます。
滑走路の他に格納庫も必要だし、燃料タンクや、部品倉庫も必要なので、掘削面積はさらに増える。ただ山を削るだけでなく、トンネルが崩れないように鉄骨やコンクリートを使って補強をしなければならない。

それらを1トン未満の漁船で輸送・・・、

何ヶ月、いや何年かかる?

・・・えっと、書いててさすがにバカらしくなってきたので、そろそろ止めてもいいですか?🤣

あまりに机上の空論すぎる。

 

ある程度、トンネル滑走路の掘削工事と砕石による海岸の埋め立てが進んだら、より大きな輸送船を接岸できる港湾設備を構築すると思うけど、ずっと秘密裏に進められるわけはなし。

これが、中国大陸の沿岸のことで、鉄道やトラックを使って重機や資材を間断なく運べるのなら、ときどき見かける中国の土木工事のスピード感スゲーニュースで見かけるように、たくさんの重機を集中投入して短期で一気に工事を進めることも出来るんでしょうけれども・・・

 

本書では、この中国が尖閣諸島の地下軍事基地が作ることを前提として、沖縄本島の米軍基地が中国軍に乗っ取られるはなしを進めています。

巨大クルーズ船に中国軍の軍人2万人を乗せ、観光客を装わせて那覇港に入港させるとか、巨大クルーズ船6隻で10万人近い中国軍を送り込ませて、戦闘部隊がいない在沖米軍基地を奪い取るとか、またとんでもない事を書いています。

(そろそろツッコむのに疲れてきました)

 

第二章「中国の台湾占領は失敗する」では、台湾が射程1万2000kmのICBMを持っていると書いていますが(p.51-52)、そのYUNFENG(雲峰)巡航ミサイルは射程1200kmで、数字を一ケタ大きく間違えてますね。

台湾はそのミサイルを使って、中国の三峡ダムを破壊する能力があるので中国に対する抑止力になっていると書いています。(p.51)

もしも台湾が三峡ダムを攻撃したら国際法違反、ジュネーブ条約および追加議定書の第56条違反で、国際人道法や人権法に違反しているとして、米国はじめ欧米諸国からの支援が停滞したり止まるするなどデメリットの方がはるかに大きいでしょう。
(ロシアによるウクライナ侵略戦争でのカホフカ・ダム破壊の前だから、こういうことを書けたのだろう)

そもそも、台湾から射程1万2000kmもあるICBMは、米国のハワイ(台湾から約9000km)どころか、カリフォルニア州(台湾から約1万1800km)まで届いてしまう。米国が台湾に開発を許すものだろうか?

 

・・・えっと、

ここまでで、第2章の第2部の冒頭まで、ページ数で50ページほどです(全221ページ)。

ツッコミ疲れました、

何かに負けた気分🤣🤣🤣

 

 

ブログ記事でネタにさせていただいた礼儀として、書籍購入のリンクを貼っています。

積極的にすすめはしませんが、ご自宅の本棚の肥しにしたり電書のメモリに残したい熱意を止めるものではありません。

 

尖閣諸島データ|外務省

日本の地形千景 沖縄県:尖閣諸島[魚釣島,北小島,南小島,久場島,大正島]

2. 地理 | 情報ライブラリ | 笹川平和財団| 島嶼資料センター- THE SASAKAWA PEACE FOUNDATION

魚釣島 - Wikipedia

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地下30mの洞窟基地に眠るSAABと日本製ヘリ「武装中立」スウェーデンの凄み | 乗りものニュース

 

Yun Feng - Wikipedia

Yun Feng | Missile Threat

ジュネーヴ諸条約第一追加議定書 - 外務省

千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約の国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書(議定書Ⅰ) 同志社大学