韓国の北西部、北朝鮮と接する京畿道の北部や仁川広域市の一部地域で、養豚場での発生が続くアフリカ豚コレラ(African Swine Fever(ASF))。
江原道と京畿道で、野生のイノシシからASFウイルスが検出された。
10月3日に、京畿道漣川郡の非武装中立地帯(DMZ)の中で、イノシシの死体からASFウイルスが検出されていた(DMZは国連の管轄)。DMZの南で、イノシシからASFウイルスが検出されるのははじめて。
(追記12/7:江原道西部ではじめて発見。40・41例目。民統線の13km南で、遮断フェンスから大きく外にはずれている。銃で射殺された。)
国立環境科学院などによると、10月11日に、江原道鉄原郡の中北部に位置する遠南面の民間人出入統制区域(民統線)で発見された死体4頭のうち1頭で、ASF陽性が確認された。
また、京畿道漣川郡の旺澄面で、軍警戒所近くでふらついた歩き方をしていたイノシシが見つかり射殺された。このイノシシからもASF陽性が確認された。
この2件のASF陽性のイノシシが発見された地域は、直線距離で約60kmも離れている。
特に江原道鉄原郡は、今年(2019年)、野生のイノシシの死体が全国で最も多い15頭が発見された、野生イノシシの生息密度が高い地域だ。
韓国では、全国に約30万頭のイノシシが生息すると推測されている。
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